携帯電話やスマートフォンが突然発火し火傷(やけど)を負うという事件はこれまでに何件も起きているが、最近米国のペンシルバニア州フィラデルフィアでも1件発生し、被害者は12歳の少女だったということで注目を集めている。
英国のDaily Mail Onlineの報道によれば、フィラデルフィアの12歳の少女が、ポケットの中に入れていたiPhone5cが突然発火したことでⅡ度のやけどを負ったという。少女の名前はレイクス・ロロンさんで、彼女が登校の路上でiPhone5cが”ジジジ”という音を立てたのを聞いた後、勝手に煙が出てきたという。
■iPhone5cの発火で足にやけどを負ったレイクス・ロロンさん
レイクスさんは突然灼熱のような熱さを感じiPhone5cを取り出したところ、既にiPhone5cは発火していたという。レイクスさんはすぐに足で踏んで火をもみ消したという。
報道によれば、レイクスさんのズボンにはiPhone5cによって焼かれて穴が空いており、またレイクスさんも足にⅡ度のやけどを負ったという。画像にて、iPhone5cの白いシャーシの真ん中あたりに熱で溶けて変形している様子がうかがえる。
■iPhone5cの発火によって穴が空いたズボン
レイクスさんの両親によれば、このiPhone5cは昨年12月に娘のために買ったもので、これまで何の問題もなかったという。顔に傷を負わなかったことが不幸中の幸いだったととらえているようだ。
画蛇添足 one more thing
iPhoneからの自然発火というパターンが非常に多いわけではないので、特別注意が必要というわけではないと思うし、なかなか注意しようにもできないところではあるが。。
ジーンズやズボンなどの化繊の材質によっては、歩いているときの摩擦などで熱が発生する可能性もないとはいえない。また外が暑いときなどは特に注意が必要かもしれないし、寒いときでも静電気に注意した方がいいかもしれない。
また、購入はできるだけ正規ルート、そしてバッテリーはできるだけ正規のものを使うようにしたい。
そして私が開発に関わっている究極のiPhoneカバー、”Palmo(パルモ)”を使うことで、直接の摩擦を避けることができると個人的には思う。
記事は以上。
(記事情報元:cnBeta)