いよいよ4月10日に予約開始、24日からリリース開始される、Apple（アップル）のスマートウォッチ、”Apple Watch（アップルウォッチ）”。

Apple Watchを使う前に、デバイスは必ずiPhone上のアプリでペアリングする必要がある。そして初めてApple WatchをiPhoneにペアリングする際に、以下のようなデジタル偽物防止証書が表示されるという。

WIRED誌のApple Watchの開発に関する記事によれば、上記の証書はデバイスの型番を特定することができるという。例えば上記の証書では、デバイスが42mmのサイズのもので、サファイアクリスタルガラス風防と陶器製のバックパネルの18金のApple Watch Editionであることがわかる。

このデジタル偽物防止証書の情報はApple Watchのバックパネルに書いてある情報と一致するが、現在この証書がApple Watchの為の偽物防止策として作られたものかについては明らかではないが、もし証書の情報と本体の情報に矛盾があった場合は、ハードウェアが後から入れ替えられた可能性があるということだ。

この偽物防止策は、iPhoneをiTunesに繋いだときに表示される情報と似たようなものかもしれない。iTunesでも、接続されたiPhoneの色などは、後でシャーシを変えたとしても工場出荷時の色が表示されるからだ。

画蛇添足 One More Thing

上記の偽物防止策は、特に単価の高いApple Watch Editionにその効果を発揮するだろう。例えば、中国などで、Apple Watch SportやApple Watchに金メッキなどを施したシャーシに交換して、Apple Watch Editionと唄って販売するような悪徳業者が現れた場合でも、この方法で見破ることができるからだ。

ただ、Apple Watchの脱獄などが現れてこの偽物防止用証書が書き換え可能になるなどしたら、それも意味がなくなってくるが。。ただ、Apple Watchは脱獄デバイスとはペアリングできなくなるという話もある。ちなみにiOS8.2以上でないとペアリングアプリは付属しないが、iOS8.2は現在脱獄ができない（ベータ版を除く）。

記事は以上。

（記事情報元：WeiPhone）