AppleがIBMと提携した本当の目的:ウェアラブルデバイスのエンタープライズ市場進出が狙いかもしれない

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深慮遠謀は大会社には必要な技の一つだ。もしかしたら、Appleには更にもっと多くの、我々が表からは見えない様々な計画が水面下で進行しているかもしれない。

Appleが長年の宿敵だったIBMと提携し、今月の早期には共同で開発した企業向けアプリケーションのソリューションサービスが立ち上がったことは、2014年で最も注目すべきテクノロジー業界のニュースの1つだった。そしてこの巨頭同士の提携は、2015年のエンタープライズ向けテクノロジーの発展に大きく影響するだろうといわれている。この2社の初めての提携については、AppleのCEOティム・クック(Tim Cook)の年末総括にも入っていた。AppleとIBMの提携は、現行のiPhoneやiPadのエンタープライズ市場におけるシェアの拡大に積極的な影響力をもたらすと共に、来年発売予定のApple Watch(アップルウォッチ)があることを忘れてはならない。

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最近Apple等のウェアラブルデバイスメーカーはそこまで目立った動きはしていないものの、しかし積極的に米国内でエンタープライズ向けのウェアラブルデバイスの宣伝活動を展開しており、エンタープライズ市場に全く新しい通信と連携手段をもたらそうとしている。ウェアラブルデバイスといえば、AppleでいえばもちろんApple Watchだ。AppleはIBMと提携することで、iPhone/iPad/Macのエンタープライズ市場でのシェア拡大を狙っているだけではなく、Apple Watchを企業向けに投入するための布石としているという。

エンタープライズ市場を狙っているのはAppleだけではない。ライバルのGoogleももちろん既に宣伝活動を展開している。ご存知の通り、GoogleのウェアラブルデバイスはGoogle Glass(グーグルグラス)だ。

Apple Watchはまだ発売されていないが、既に多くの人の注目を集めており、2015年の最もヒットするデバイスになるのではないかという期待も高まっている。それと同時に、企業向けでもどのような展開をしていくのか、注目をしていきたいところだ。

とはいえ、個人的には本当にApple Watchを役に立てられる業界は医療やスポーツ、エンターテインメントくらいに限られ、他にはそれほどないような気もしないでもないが。。

記事は以上。

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