武漢に移住して4日。
昨日はそろそろ武漢名物「热干面(熱乾麵)」などの中華にも飽きて日本食が食べたいな、
と思ったので武漢の日本料理をググってみた。
そこでトップページに出てきたのが、
中国・武漢で日本食!日本料理店「創和食・いち」店長の気儘ブログ。
毎日まめに更新されていてとても好感が持てたので、
ブログ上に書いてあった携帯電話に早速電話。
店長の竹内さんが電話口に。
とてもいい感じの対応だったので、即刻行くことに。
初めての武漢地下鉄で、お店のある循礼門駅へ。
私の住んでいるところは洪山区、そこからお店のある漢口区へは地下鉄で一本だ。
武漢も既に3本地下鉄があって、繁華街や鉄道駅を繋いでいる。
なぜか1号線と2号線と4号線だけあって、3号線がないんだけど。。
さてお店に辿り着いた。
循礼門駅のA口から徒歩2〜3分といった感じのところで、
Holiday Inn(美聯假日酒店)の1階にある。
早速竹内さんが出迎えてくれた。
いやーもういきなり最初からとてもいい人だ。。
話も進み、一人で来店したのだが焼酎も一本入れてボトルキープしてしまった。
竹内さんが以前いらっしゃった上海のローカル話でも盛り上がれたのが嬉しかった。
食べたのは以下のいくつか、他にも色々あったけど、写真撮り忘れ。
竹内さん自身監修のため、全体的にちゃんとした日本人による日本人のための味付け、
限られた食材とはいえちゃんとしたレベルの料理に仕上がっていて感心した。
キャベツたっぷりのサラダ、山芋が美味しい。ドレッシングはお店特製のタマネギとニンニクのソースがオススメ。
オクラの天ぷら、かりっと仕上がって中はぬめっとして食感のギャップを楽しめる。
最後はカツ煮。お店の一番人気メニューだそうで、なんとロースじゃなくてヒレカツを使用。
でもちゃんと柔らかくて、玉子も半熟。
あとはネギトロ巻きと、竹内さんのご厚意でぬか漬けもいただいた。
4月26日から春のお勧め新メニューが始まっており、
全部食べたいと思わせるネーミングセンスと美味しそうな料理ばかりだった。
値段は上海や深圳あたりより手頃な感じがする程度。
「いち」さんは昨年末12月30日オープン。
まだお店自体がオープンして4ヶ月半しか経ってないが、
既に武漢で一番美味しい日本料理と呼ばれているとのこと。
確かに上海でやったとしてもそれなりにいけるレベルだと思う。
店員の女の子達もみんな笑顔だし、日本語が結構喋れる。
店内もちょっと殺風景ではあるが、非常に清潔で好感が持てる。
何と言っても竹内さんが店長として現場でしっかりとレベルの維持につとめているので(中国では一番これが難しい)、
ここは武漢の中でも日本人のオアシスとも言えるだろう。
もちろん竹内さんのお人柄も素晴らしい。
竹内さんから色々と武漢の情報を教えてもらった。
武漢にはまだ600人ほどしか日本人がいないようで、
やはり自動車(特にホンダ)関係の人が多いようだ。
そんなわけで、まだ日本語フリーペーパーのようなものも存在しない。
ネット上で日本人向けのクラシファイド情報みたいなところもない。。
ないなら作ったるかーとも思うが、
この「いち」さん以外はほぼ全部がなんちゃって日式料理、
日本人向けのねーちゃん付カラオケも武漢全体で5軒程度しかないというので、
こりゃたぶん商売にはなりませんわな。。
まずは細々とこのブログで紹介していこうかと思った次第。
武漢は大学も多いので、留学生なんかはいるんじゃないかな?と思ってみたり。
もちろん「いち」さんにはボトルも入れてしまったし、
竹内さんに会いにまた通おうと思っている。
竹内さんが店長をつとめるお店「日本料理店「創和食・いち」の情報は以下の通り。
■ 創和食・いち ■■■
<営業時間>
昼 11:30am〜2:00pm(L.O. 1:30pm)
夜 6:00pm〜10:30pm(L.O. 10:00pm)
<住所>
武漢市江漢区漢口解放大道868号1階(美聯假日酒店、旧・天安酒店)
<電話>
027-8586-7888(ホテル代表番号)
180-8601-9849(日本語)
次は日本人がやって成功しているお菓子屋さん、sakura(櫻花糕坊)に行ってみるつもり。
最後に武漢で買った交通カード(地下鉄・バスで使用可)の「武漢通」はこんな感じ。
記事は以上。