AppleがMac OS X 10.6 Snow Leopardのサポートを事実上停止、Power PC Mac時代の終焉

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AppleのOS X 10.6 Snow Leopardサポート足切りキター!

Apple(アップル)は昨日、Mac用のOSである
・OS X 10.9(Mavericks)
・OS X 10.8(Mountain Lion)
・OS X 10.7(Lion)
の3つのシステムに対し、
それぞれ内容が違うマイナーアップデートを行った。

つまり、AppleはOS X 10.6 Snow Leopardのアップデートを無視したことになる。

雪豹君もビックリである。ガチョーン!
mac-osx-snow-leopard

実はサポートは昨年末に打ち切られていた

しかし実はこのサポート売り切りは今回が初めてのことではない。
Appleは2013年12月にブラウザのSafariをアップデートしたときに、
OS X Snow Leopardを非対象としていたのだ。
つまりAppleは既に昨年末の時点でOS X Snow Leopardに対するテクニカルサポートを終了していたことになる。

これまでのAppleのシステムに関するサポート時期の慣例によると、
彼らは基本的にSafariブラウザの技術サポート時間は、
その対応システム自体のアップデートへのサポートよりも延ばす傾向にあった。
しかし上記のようにAppleが昨年末にOS X Snow LeopardのSafariのサポートを打ち切ったということは、
明らかにAppleは既にOS X Snow Leopardを古いシステムとしてサポートを完全に打ち切るということを意味している。

OS X 10.6 Snow Leopardを振り返る

OS X 10.6 Snow Leopardは2009年8月にリリースされたシステムで、
最後のPower PC(CPU)搭載Macで動作するOS Xシステムだった。
※その後AppleのMacに搭載されたCPUは全てIntel製に置き換わっている。
現時点でAppleからは何も公式な発表はないが、
Safariやアップデート対象から無言で外されたことにより、
OS X Snow Leopardは”Mac版Windows XP”のような感じの扱いとなる。

OS X Snow Leopardユーザは速攻でアップデートすべし

調査によると、現在のMacユーザの内5分の1がまだOS X Snow Leopardシステムを使用しており、
AppleがこのOS X Snow Leopardに対するサポートを打ち切ったということは、
これらの5分の1のOS X Snow Leopardユーザがシステムの脆弱性を抱えることになり、
攻撃対象になり得るということだ。
ただMicrosoftのWindowsと違い、
AppleはOS X 10.9 Mavericksのシステムを無償で提供しているので、
OS X Snow Leopardを使用しているユーザは早急にそれ以上のシステムにアップグレードするべきだ。

Power PCチップ搭載のMacは事実上サポート終了。買い換え時に

そして、大変残念なことにアップデートができないPower PCチップ搭載のMacは、
既にリタイヤの時期が訪れたと考えるしかない。
Apple製品に限らず、コンピュータ製品の寿命はOSやソフトのサポート期間を考えると短い。
まあ、今はPower PC時代よりももっとパワフルで安価なMacが登場している。
そろそろ買い換え時だ!

記事は以上。

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