Appleの複数のサプライチェーン筋からの噂話によると、
Appleは今後現在よりも大きなディスプレイを採用したiPhoneを販売するという。
その新製品のディスプレイは現在のiPhoneとiPadの大きさの中間で、
「iPhone Phablet」と呼べるものであるという。
しかも、iPhone Phabletは単なるAppleの次世代のスマートフォンとしてではなく、
Appleの新たな製品ラインとして確立されるという。
このPhablet(ファブレット)という概念は実は既にAndroid機にて実現されており、
初めて聞かれた言葉でもないだろう。
PhoneとTabletの合成による造語で、一般的には5〜7インチのディスプレイサイズのスマートフォンのことを指す。
既に多くのメーカーによってファブレットは販売されており、
その一般的なディスプレイサイズは6インチほどだ。
Samsungのヒット制品Galaxy Noteも5.5インチで、ファブレットと呼ばれる。
サプライチェーンの情報によると、
Appleのファブレットのディスプレイは恐らく5インチほどのサイズとなり、
TSMC(台湾積電)が製造している20nmプロセスを採用したA8チップ(現行のA7チップの後継)を採用するという。
その他の仕様についてはまだ明らかになっていない。
また、Appleのファブレットは今年6月に行われるWWDC2014にて発表されるという。
そして次世代のiPhone(iPhone 6)は従来と同じディスプレイサイズで、
発表時期は昨年のiPhone5s/5cと同様、9月になると言われている。
更に、iPhone5sの販売価格は今年5月頃に約100ドルほど値下げが行われるという情報もあり、
これは6月のAppleの新ファブレット発表に合わせたものではないかと言われている。
しかしこのファブレットが発売されると、
iPad miniは微妙な位置に立たされることになる。
Appleも市場に迎合した製品の作り方をしていくようになったのか、、
と少し残念な気持ちがある。
Appleならではの画期的な使い方をもたらしてくれるなら話は別だが。
記事は以上。