AppleがiOSベータテスト版をデベロッパー以外はアップデートできないように仕様変更(認証導入)

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Appleが昨日デベロッパー向けにiOS7.1b2をリリースしたことは当ブログ記事でもお伝えしたとおり。
Appleはこれまでデベロッパー向けにiOSのベータテスト版をリリースしてきたが、
ちょっと裏技(更新ではなく復元ボタンを使ってファームウェアを選択)を使えばデベロッパーでなくてもインストールできた。

しかし海外のいくつかのメディアの情報によると、
最近Appleは、iOS7のベータテスト版に認証を導入し、
正式に登録されたデベロッパー(しかもあらかじめ登録されたデバイス)でなければ、
iOS7のベータテスト版のアップデートができないようにしているという。

もし登録されていないデバイス上でiOS7のベータテスト版をインストールしようとすると、
デバイスはファームウェアのインストール自体は実行するが、
1回目に起動する際に、
システムがアクティベーション・認証を行うようになった。
下図の右側でVerifing…という表示があるのがわかるだろう。
iOS71b2_verify

そしてデバイスが登録されていなかった場合、
下図の右側のようにアクティベーションエラーが表示されて、
iPhone Developer Programに登録するよう、
また既にiPhone Developer Programに登録している場合はデバイスを先に登録するように求められる。
iOS71b2_verify2

というわけで、デベロッパープログラムに参加していない一般ユーザーには、
既にiOS7.1b2がリリースされているとはいえ、
手を出すことのないように警告しておきたい。
またiOS7.1b2などベータ版には、
全て使用期限が設けられている。
もし誤ってインストールした場合は、
速やかにiOS7.0.4(現行最新正式リリース版)に戻すことをオススメする。

記事は以上。

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