先週、Appleはヨーロッパでリキッドメタル(液状金属)に関する特許を取得し、
その特許の中で、
Appleは将来的にリキッドメタルの材料を汎用的にiPhoneのベゼル(枠部分)や、
iPad用Smart Coverのデザインや生産に投入し、
デバイスをより強固に保護することを狙っているようだ。
元ネタは中国のApple関連情報サイトWeiPhoneの記事(中国語)。
数日前、Appleがヨーロッパで出願した2種類のリキッドメタルに関する特許が水面に浮上した。
その出願された特許のうちの1種類は成形金型に関するもので、
これらの金型はiPhoneの部品の生産に使われるものとみられる。
もう1種類の特許はiPhoneの本体の下部に関するものだ。
iPhoneの本体の下部にはLightningやイヤホンジャックがあり、
Appleはこの部分をリキッドメタルを利用して生産しようとしているらしい。
Appleは特許出願文書の中で、
iPhoneのパネルで現状使われているのはアモルファス金属(非晶質合金、元素の配列に規則性がなく全く無秩序な金属のこと)を使用しているとしている。
またAppleは文書の中でガラス合金についても言及している。
ガラス合金は過冷却ガラスによって組成される液体で、
いずれにせよAppleの現行のiPhoneのパネルに使われているのは液体金属の化合物であって、
iPhone5sの広告の中であったようなガラスだけを使ったようなものではなさそうだ。
ちなみにリキッドメタルといえば高級腕時計のベゼルなどにも使われ、
OMEGAなどは積極的に導入している。
またAppleでも過去アメリカで販売されたiPhone3GとiPhone3GSにのみ、
SIM取り出しピンにリキッドメタルが使われていたことがある。
(その後さすがにコストが高くなったのか廃止されている)
リキッドメタルとは銅、チタニウム(チタン)、アルミニウム、ニッケルの合金で、
それを混合した後急速に冷却することで原子構造を変え、
不規則に並べることで金属の性質が変わり、
衝撃には脆いがぶつけたり曲げたりしても元に戻る性質を持つ。
実は上記の高級腕時計以外にも我々の身近な製品にも広く使われていて、
野球のバット、ゴルフクラブ、スキー板などスポーツ用品の他、
電気製品(家電)などにも使われている。
リキッドメタルは何と言っても加工がしやすく、
どんな形状にもできてしまう上に、
冷却が他の金属に比べても急激に冷却をする必要がなく、
やはり簡単に作れるというのがメリットと言える。
もちろん元に戻ろうとする力の特性が強く、
反発力があるのも面白い特徴でもある。
更に見た目の高級感も相まって好かれるようだ。
実は既に多くのシーンで使われているリキッドメタルをAppleは特許として申請しており、
なんだそりゃという気持ちもなくはないが、
それを表に出すことでAppleは自社の製品についてもっとアピール力をつけていくのだろう。
いずれにせよ、Appleの端末の外側にキズつきにくい材質が使われることは歓迎だ。
なぜならApple製品のそのデザインには手触りなどまでにもこだわりを感じるため、
ケースを使うことはAppleのデザインに対する冒涜のようにも思えてしまうが、
キズつきやすいAppleの端末にはどうしてもケースをつけざるを得ないのが現状だからだ。
あとは、値段が跳ね上がらないことを祈るのみだ。
記事は以上。
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