毎年行われている、友人JINO君主催の蟹ツアー。
僕は今年から初参加。
今年は11月22日(日)に開催、30人が参加し、旅悟空さんが手配したバス一台貸し切り。
上海蟹(中国語では大閘蟹 Da zha xie)は本場は陽澄湖。
ここで捕れたものでないと本来は上海蟹とは呼べない。
最近は陽澄湖産を語るニセモノが多すぎるため、指輪を付けたり殻にレーザー刻印をして本物であることをうたっているのもあるが、どれも眉唾。
他で養殖して、最後陽澄湖にジャブ漬けして陽澄湖産として売る業者もいるとか。
ま、部品単位で日本に入れて日本でアッセンブリして検査すればメイドインジャパンというのと同じ発想か。
まあ本物か偽物かは別として、やはり何でも本場で食べるということはいいこと。
例えば紹興で紹興酒を飲むとか。
で、この蟹ツアー。実はずっと参加したかった。
しかしこの蟹ツアー。
基本的に上海で集合→陽澄湖の畔の決まった店に到着→コース料理と蟹食べて飲む→上海に戻る
というただそれだけのツアー。
観光なぞ一切無しという、実に男気溢れるストイックなツアーだった。
といいながら半分くらい女性だったけど。
10時に上海某ホテルで集合。
この時点で前日ほぼ徹夜飲みのCカヒロが来てないw
ついでにBARU君も来てなかったw
結局30分遅れくらいで出発。
最近このブログにもよく登場する次の76会の幹事でもあるKEMBOこと中原君や、
先週酒屋でばったり会ったげんちゃん、
前回76会で会ってお話しして意気投合したムッチーこと睦好さんらと共にバスに乗り込む。
バスの中でどんどんテンションが上がるJINO君。
高速道路がやたら空いていて、1時間くらいで出口の「巴城」到着。
JINO君の発音だと「ばーちゃん」。
最近中国の金持ちの間でばーちゃんが熱い、って言われてもなあ。
そしてJINO君の蟹RAPが聞けると思ったが聞けなかった。
巴城を過ぎてすぐに陽澄湖に到着。
湖畔はもう完全に観光客用に整備されていて、何だかなあという感じ。
ともかく、蟹屋・蟹屋・蟹屋である。
そして目的のレストラン「醉仙蟹荘」に到着。
その周りも蟹を食わせる店が所狭しと並んでいる。
その店は最近内装リニューアルをしたらしく、他の店よりキレイに見える。
2階を貸り切って蟹宴会開始。
蟹は2匹で、オスメスなら130元。オスオスなら140元。
もう11月後半からはオスでしょ、ということで僕やムッチーはオスオスを選択。
前菜やら他の料理も結構いけたのでお腹いっぱいになりそうなのをぐっとこらえる。
特に鶏スープは絶品!これだけは遠慮せず食った。
頭も食べたよ。
そして蟹登場!
やっぱでかい!
しかし一匹目の白子は正直少なかった。
2匹目がすごかった。
そして10年物の紹興酒もガンガンと空く(Cカヒロペース早い!)。
結局蟹以外写真とれませんですたw
往復・料理・酒+蟹、全て入れて360元。
ちょっと高かった気もするが、
まあともかく本場でみんなでわいわい食べるというのが目的なのでよしとする。
お店の中を見学。
1回に生け簀というかプールみたいなのがあり、
蟹が犇めいていた。
写真を撮っていたらお店のサモ・ハン・キンポー(洪金寳)似のおばはんが掬ってくれた。
サモ・ハン・キンポーが「蟹持ってみる?」というから、
怖いからやだーと答えたら、
「そんなに大人なのに肝っ玉は小さいのね!」とか言われた。
サモ・ハン・キンポーよりは小さいですよきっと。。。
んで、本当に食った後は何もせず上海に戻った。
帰り道はさすがに少し混んだが、それでも2時間以内。
陽澄湖ってほんとに上海に近いんだな〜と実感。
そして今度は少人数で適当に行ってみよう〜と思うのだった。
ああ車が欲しい!
■お店情報■
「醉仙蟹荘」
江蘇省蘇州市昆山市巴解路350号
■旅行社情報■
旅悟空トラベル
http://www.tabigoku.com/
所在地:上海市茂名南路59号錦江飯店西組5座2F(5311-13室)
Tel: 021-5466-5559, 5466-5560
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