関係者談!Apple、次世代iPhoneの有機ELディスプレイの調達先に中国メーカーを検討中か

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もし次世代iPhone【iPhone 8】または【iPhone X】が有機ELディスプレイ(OLED)を採用するとしたら、どのメーカーのものが採用されるだろう?これまでの情報を総合すると、サムスン(SAMSUNG)のものが候補としては最も有力だった。

しかしAppleとサムスンの関係はデバイス販売の市場ではライバルである上に、Appleはここ数年できるだけ一社からのみの購買は避けるようにしてきた。つまり、サムスンは現在もAppleの有機ELディスプレイ供給者としての最大の候補ではありながら、独占供給者にはならないかもしれない。

iPhone-8-concept
iPhone 8 コンセプト画像

Apple、数ヶ月前から中国メーカーの京東方科技のAMOLEDディスプレイをテスト中

ではサムスン以外にどんな選択肢があるだろう?もしかしたら、中国国産メーカーもその選択肢の一つなのかもしれない。

ブルームバーグによると、非公開情報であることを理由に関係者の一人が匿名を条件に語ったところでは、Appleは最近中国の京東方科技グループと交渉に入っていて、既に数ヶ月にわたって同社のアクティブマトリクス式有機ELディスプレイ(AMOLEDディスプレイ)のテストを行っているという。ただし、Appleは最終的に京東方科技のAMOLEDディスプレイを採用することを決めたわけではないとのこと。

 

京東方科技も145億ドル出資で四川省に工場建設

京東方グループは以前に中国四川省で145億ドルを投資して2つのAMOLEDディスプレイ工場を建設することを発表していたが、その客先については明らかにしていなかった。このことに関してはAppleも京東方も何らコメントをしていない。

有機ELディスプレイについては、一般的に報道で出てくるメーカーはサムスン、LG、シャープ、そしてジャパンディスプレイ(JDI)等の韓国・日本勢が主体だった。しかしもし京東方のディスプレイがAppleに採用されるとしたら、初めての中国国産メーカーが採用されることになる。

記事は以上。

(記事情報元:ブルームバーグ)

 

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