世界的にも著名なTF International Securities(天风国际证券、天風國際證券)のアナリスト、Ming-Chi Kuo(郭明錤)氏が、Appleが来月にはリリース発表すると思われる2018年のiPhoneのラインナップではApple Pencilをサポートしない、その理由は”よいユーザ体験”のため、としています。
今月半ば頃、2つの異なるソースから、Apple Pencilが初めてiPhoneでサポートされるという情報が流れました。
しかしKuo氏が月曜日に投資家向けに発表されたレポートによると、Kuo氏は長らく噂されていた6.1インチLCD版iPhoneが、製造段階の問題によって、リリースが遅れることを記しています。いずれにせよ、5.8インチ有機ELディスプレイ(OLED)モデル(次世代iPhone X、iPhone Xsとも呼ばれています)と、6.5インチ有機ELディスプレイモデルの”iPhone X Plus(或いはiPhone Xs Plus)”は9月にリリース発表されるのは間違いなさそうです。
Kuo氏は、新型iPhone発表イベントは9月9日の週に開催されるとし、その週の金曜日の14日から予約が開始され、そして21日(金)から販売が開始されるのではないかと予測しています。この予測は既に今月初めにされていたものと殆ど変わりがありません。
ただ、多少の遅れがあったとしても、Kuo氏は6.1インチLCDモデルのiPhoneは、2018年の残りの時間でその販売台数は全体のiPhoneの50〜55%を占めるだろうと予測し、また2019年前半にはその台数は65〜70%にもなるのではないかとしています。
昨日、Bloombergは2018年のiPhoneのラインナップについて記事を出しました。それによれば、今年のモデルはAppleのいわゆる”S”の年で、その年には大幅なデザインの変更は行われず、現行機種の機能強化のアップデートに留まるのが慣例です。2018年9月にリリース発表されるとみられる3機種は、昨年2017年9月にリリース発表された、現行最新のiPhone Xと似たようなデザインで、デザイン的には大きさが異なるだけにとどまるとみられています。
噂通りであればもう再来週に迫ってきている新型iPhone発表スペシャルイベントですが、そこでは3機種の新型iPhone以外にも、2機種のiPad Proと、第4世代のApple Watch(Apple Watch Series 4?)がリリースされるのではないかとみられています。他にも、MacBook或いはMacBook Airのアップデートや、iMac、Mac miniもアップデートされるのではないかとも噂されています。
かなりのハードウェア更新ラッシュになりそうな来月のイベント、楽しみですね。個人的にはiPhoneにはApple Pencilのようなスタイラスはいらないと思っています。用途が異なりますからね。。それにあんなに大きなペンはiPhoneには不釣り合いに思えませんか?収納も持ち運びも不便そうです。Appleがそんなことをするでしょうか?
記事は以上です。
(記事情報元:iDownload Blog)