テスラのイーロン・マスクCEOは、誰もが自社のEVに乗れるように努力しています。ただ、ラインナップの中でも最もリーズナブルなテスラ モデル3でさえ、35000ドルという価格設定はやはり少々一般市民にとっては高嶺の花となっています。そう、ARの世界の外では。。
そんなモデル3ですが、なんとノルウェー出身の3Dデザイナーが、Appleが先月頭にリリースした新しいモバイル向けARアプリ開発キットのARKitを使って、独自にテスラ モデル3のためのシステムを作ってしまったというニュースがmashableで紹介されています。
先週土曜日にTwitter上でARKitで制作されたアプリの動画を公開したのは、クリエイターのJelmer Verhoog氏。動画ではテスラ モデル3の外観の色を自分の好みの色に変えることができるデモが披露されています。
また動画では、彼のアプリを使えばテスラ モデル3のライトのオンオフや、車本体を遠隔で動かすことさえできてしまうことがわかります。
動画の最後に、Verhoog氏はiOS 11でのアプリをリリースする前に、テスラとイーロン・マスク氏から許可をとるつもりだと語っています。これが公式に認められるかどうかは別にしても、このアプリはARKitの無限の可能性を示し、また将来数ヶ月あるいは数年に渡ってベストセラー、キラーアプリとなる可能性を秘めているといえるでしょう。
なお、ARKitを搭載するiOS 11の正式版は今年の秋にリリースされる予定で、既にパブリックベータ版もリリースされています。
動画はmashableのサイトで見ることができます。
(記事情報元: mashable)
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