Appleの製品の代替わりは早く、また古い機種は捨てられる。。iPhoneも例外ではない。
iPhone 7のリリース発表が近づくにつれ、また古い機種がAppleの修理対応リストから外されている。9to5Macによると、Apple内部から流出した資料によって、AppleはiPhone 7発表の1週間後にiPhone 4の修理受付を終了することがわかった。
これは、iPhone 4がAppleの公式販売店舗【Apple Store(現在ではApple+場所)】やプレミアム・リセラーでの修理が不可能になることを意味する(今後は街の修理屋さんにお願いするしかない)。
Appleが規定する【ビンテージ製品】と【オブソリート製品】とは
これまで、Appleが修理を受け付けなくなったのはiPhone 3GS以前の機種だった。ちなみにAppleのオフィシャルサイトでの説明で、彼らが修理とアフターサポートサービスを終了するデバイスの定義は「発売から時間が経っている旧製品【ビンテージ製品】と、更に古い【オブソリート製品】にわかれている。
そのうち、【ビンテージ製品】の定義は製造中止から5年以上7年未満経っている製品のことを指している。Appleはこれらの【ビンテージ製品】に対するハードウェアサポートサービスを終了しているが、トルコで購買されたMac製品とアメリカのカリフォルニア州で購入された製品はその限りではない。
【オブソリート製品】とは、製造中止になってから7年以上が経過した製品だ。例えばMonsterブランドのBeats製品は生産終了製品とみなされている。いつ買ったものだとしても。この【オブソリート製品】については、Appleは一切の例外なく、全てのハードウェアサービスを終了している。
2016年9月13日に更新される旧製品リストにiPhone 4が
計画によれば、Appleは今年9月13日にビンテージ製品とオブソリート製品のリストを更新する予定で、iPhone 4以外にもMac製品が入っている。
リークされた内部情報によると、具体的な内容は以下の通り。
- アメリカとトルコで販売されたMacのビンテージ製品と、アジア太平洋、中国、EU(トルコ除く)、日本、ラテンアメリカ及びApple Storeで販売された以下のMac製品:
- iMac(20inch、Mid 2009)
- Mac mini (Mid 2010)
- Mac mini Server(Mid 2010)
- アジア太平洋、中国、EU、日本、ラテンアメリカ、米国とApple Storeで販売された以下のオブソリート製品
- MacBook (13インチ、アルミ、Late 2008)
- iPhoneのアメリカでのビンテージ製品、アジア太平洋、中国、EU、日本、ラテンアメリカとApple Storeで販売された以下の製品
- iPhone 4 CDMA
画蛇添足 One more thing…
個人的にはiPhone 4だけではなく、13インチのアルミフルボディで唯一MacBookと呼ばれていたLate 2008モデルを愛用していただけに、これらがビンテージになってしまう時代なのだな、と時の流れの速さを感じている。
あのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が生きている間に自身が発表した最後のデバイスがiPhone 4だ。アンテナゲートで騒がれ、スティーブ・ジョブズが自ら乗り出して火消しに回ったのも記憶に新しい。そんな製品も、Appleにとってはビンテージ製品となってしまったのだ。
ドッグイヤーといわれるテック製品だが、3年経つと買い換え時期、5年経つとビンテージ扱い、、というのはちょっと速すぎるような気もする。とはいえiPhoneに関しては毎年新しいのを買ってしまうのだが。
記事は以上。
(記事情報元:9to5Mac)