投資家ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイがApple株保有数を拡大、IBMは減少

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世界で最も有名な投資家、ウォーレン・バフェット(Warren Buffet)が運営する投資機構、バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)はここ数年、Apple株に対して楽観的な見方から懐疑的な態度に変わっていましたが、CNBCによると、バークシャー・ハサウェイはまたApple株(AAPL)の保有率を増やし、逆にIBMの保有率を大幅に下げたと報じられています。

ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイ、Apple株保有数を拡大し、IBM株を94.5%も減らす

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CNBCの報道によると、バークシャー・ハサウェイはAppleの株の保有率を23.3%までアップさせ、トータル1億6530万株に増やしたということで、市場価格では280億ドル(約2兆9,809億円)となったということです。その上で、同社は94.5%ものIBMの株を手放し、205万株まで減らしたとのことです。

バフェット氏:Appleの将来の見通しについて、IBMよりも自信があると去年に語っていた

去年、バフェット氏はAppleの将来に対してIBMのそれより自信があるとしていて、それが彼の最近の(Appleを増やしてIBMを減らす)取引の主な要因になっている可能性が高いと思われます。

実際、バフェット氏は去年、CNBCに対して、Appleの将来の方がIBMよりも確かだとして、彼の持ち金をAppleに置き続けると明言していました(ただ、バフェット氏自身はiPhoneではなく、未だにフリップ式のガラケーを使っていますが。。笑)

「IBMは大きくて強い会社です。しかし彼らは大きくて強い競争相手も同時に持っています」とバフェットはCNBCに語っていました。

ここ1年でバークシャー・ハサウェイのApple株保有数が倍増、方針転換か

ここ1年で、バークシャー・ハサウェイはApple(AAPL)の保有数を倍に増やしています。ただ、バフェット氏はかつて2011年に、バークシャーはApple社の将来が予測できないため、それほど多くのApple株を保有しない、と発言していたにも関わらずです。

バークシャー・ハサウェイ、Apple四大株主の1つに

最近のApple株の保有数の増加によって、バークシャー・ハサウェイはApple株の四大株主の1つとなりました。昨日のニューヨーク株式市場の終値は1株当たり3.03ドル上昇して、167.37ドルとなっています。

Appleがそこまでバフェット氏を惹きつけたものは何か?

ウォーレン・バフェット氏はさすが投資家の親玉、状況に応じて方針を変える柔軟性を持っていますね。Appleのどのあたりがそこまでバフェット氏を引きつけたのか、そしてバークシャー・ハサウェイが保有数を倍増したその詳しい理由を聞いてみたいところです。Appleにそこまで将来性があるとみたいうことは、きっとバフェット氏は何らかの確かな情報を手に入れているはずです。

VR/AR?EV自動運転システムでしょうか?もしかしたらiPhoneを超えるような何かをAppleは密かに開発しているのかもしれません・・・?

記事は以上です。

(記事情報元:CNBC

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