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Appleが先月リリースしたMacBook Pro 2018モデル（TouchBarつき）ですが、またも問題が発生しているようです。MacRumorsの報道によると、RedditやYoutube上で、スピーカーで音楽などを鳴らしていると、”ブブブ”や”ザザザ”のような大きな雑音（クラック音）が入る問題が多く報告されています。
この雑音は13インチと15インチの両方で発生しており、iTunesやGarageBand、YouTubeなどのアプリで再生している時に発生していると言うことで、更にBoot CampでWindowsを走らせていても鳴るということです。
かなり大量の例が挙げられていることから、無線ノイズによる干渉や、オーディオドライバ、またMacBook Proに初めて搭載されたT2チップの影響などが原因として推測されています。
ちなみに、2016年モデルのMacBook Proでも、Boot CampでWindowsを実行すると同様の問題があり、かなり大きい雑音がなってスピーカーが壊れてしまうため、修理か交換が必要になるというものがありました。当時Appleはすぐにサポート文書をリリースし、オーディオドライバを更新することで問題が解決できるとしました。
今回の2018年モデルの雑音問題は、スピーカーを壊してしまうほどの大音量でもなく、またそこまで大量に発生していないため、大問題というわけではありません。ただ、あるユーザによればこの問題は現在デベロッパ向けにリリースされているmacOS Mojave 10.14 Beta版にて修正されていると報告しています。これについてはまだ検証されていませんが、もしmacOSをアップデートすることで修正できるのであれば、Appleは既にこの問題を把握していた可能性があります。
しかしMacBook Pro 2018モデルは販売から問題が多いですね。。特にCPUの温度によるクロック制限問題は大きかったと思われますが、最新のmacOS 10.13.6追加アップデートによるパッチによって改善がみられます。今回のスピーカーの問題もソフトウェアで修正できるとよいのですが。。
記事は以上です。
（記事情報元：MacRumors）