【AI対応へ】iPad(第12世代)はA19と8GBメモリ搭載、2027年春発売か

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【iPad(第12世代)】にA19チップと8GBメモリが搭載される見込みであることを、MacRumorsがAppleのコードを根拠に報じています。標準のiPadにもApple Intelligence対応が広がる可能性があり、発売は2027年春と予測されています。

iPad(第11世代)
現行のiPad(第11世代)。画像:Apple

A19と8GBメモリで広がるAI機能

MacRumorsの寄稿者Aaron Perris氏が見つけた情報によると、チップは現行のA16からA19へ、メモリは6GBから8GBへ変わる見込みです。現行のiPad(A16)はApple Intelligenceの対象外なので、今回の更新は処理速度に加えて、使える機能そのものが増える見込みです。現行全ての機種でApple Intelligence(Siri AI)を使えるようにするぜ、というAppleの気合いを感じます。

ただし、9to5Macは、8GBメモリでSiri AIを利用できる一方、12GBを必要とする最上位の端末内AIモデルや高度な音声入力は対象外になると伝えています。AppleもSiri AIの公式案内で、声の表現を調整する機能に使うAFM Core Advancedについて、iPadではM4以降と12GB以上のメモリを条件にしています。A19搭載だけで上位iPadのAI機能まで全部そろう、と考えるのは早計です。

日本語で使う人には、言語の条件も関わります。Apple Intelligenceは日本語に対応していますが、Siri AIのベータ版は現在英語のみです。2026年10月4日時点では、日本語設定で使うSiriは従来版となります(ただし予測では発売は2027年春なので、その頃には日本語でSiri AIが使えていることでしょう)。

また、今回の8GBは処理に使うユニファイドメモリの容量です。当ブログで取り上げたApple Intelligenceが使う保存領域は、写真やアプリも入れるストレージの話です。写真やアプリを保存する空き容量も必要で、Appleは対応機種に応じて最大8GBまたは14GBのストレージを案内しています。

C1Xはセルラーモデル、外観は現行機を踏襲か

9to5Macによると、次世代iPadでは、セルラーモデルにはApple自社製C1Xモデムが搭載され、また全てのモデルでN1ネットワークチップによってWi-Fi 7にも対応する見込みです。MacRumorsはC1Xがサブ6GHzの5Gに対応するとも伝えています。

9to5Macの見立てでは、iPad(第12世代)の外観は現行モデルと変わらない見込みです。新色の可能性はあるものの、画面の改良も見込んでいません。記事に載せているのは現行iPadの公式写真でです。

小龍的にはこう思った

9to5MacはBloombergのMark Gurman氏の報道を引用し、次世代iPadの発売を2027年春と伝えています。ということはまだ数か月先の話ですね。

価格の出発点も以前とは変わっています。米国の標準iPadは今夏、約5万5,200円(349ドル)から約7万1,000円(449ドル)へ値上げされました。米国の税別開始価格を同じ為替レートで円換算した参考値です。値上げ幅は約28.7%で、購入負担は既に大きく増えています。

標準iPadの米国開始価格は約5万5,200円から約7万1,000円へ上昇。同一為替レートで換算した参考値
米国の税別開始価格を同一レートで円換算。出典:9to5Mac、三菱UFJ銀行公表相場。

日本では現在、iPad(A16)の128GB・Wi-Fiモデルが7万4,800円、Apple Intelligence対応のiPad mini(A17 Pro)が9万9,800円です。同じ128GB・Wi-Fi、日本の税込定価で差は2万5,000円となります。値引きや下取りは含めていません。次期iPadが現在の標準モデルの価格を維持できれば、AI対応のために上位機へ払っていた差額を抑えられる可能性があります。

小龍的には、現行iPadの画面や動作や大きさに不満がなく、AI機能を使いたい人なら、次期モデルの発表を待つ理由があると考えます。今すぐAI対応の小型端末が必要なら、現行iPad miniも選べます。ただ、iPad miniにも10月の新型投入が噂されています。

急いで買う必要がなければ、まず今月のiPadシリーズの発表内容を見てからでもよいかと思われます。ティム・クックからバトンタッチされたジョン・ターナス新CEOになってから、Appleは発売時期を固定しないという噂もあり、いつまで待つかというタイミングを計るのはなかなか難しくなってきそうですが。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors、9to5Mac、Appleサポート。円換算は参考値で、三菱UFJ銀行の2026年10月2日公表相場の仲値TTM、1ドル=158.16円を使用しています。)

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