調査結果が語る、Apple WatchによってiPhoneの使用頻度・使用時間は本当に減少したの?

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Apple-Watch_hands-on

Apple WatchはユーザとiPhoneとのインタラクティブコミュニケーションの方法を変化させようとしている、といわれている。果たして本当にそうなっているのだろうか?

アプリ開発者のKevin Holeshは、自身が開発したアプリケーションMomentでApple Watchユーザのデータを分析し、iPhoneを使用する頻度・時間が減少したかどうかの調査を行った(MomentはユーザがiPhoneを使用する頻度をモニタリングするアプリ)。その結果は以下の通り。

Apple Watchによって、iPhoneの使用頻度は確かに微妙に減ったっぽい

Kevin Holeshによれば、Apple WatchユーザのApple Watchを購入してから手元に届くまでのiPhoneの1日の使用頻度のうち、取り出したのは54回、平均使用時間は145分だったが、Apple Watchを使用し始めてからはiPhoneの1日で取り出した回数は51回になり、平均使用時間は141分になったという。平均すると超微妙な減少幅だ。。

そして更にHoleshは、Apple Watchユーザのうち60%は、Apple Watchを手にしてから大幅にiPhoneの使用頻度が低下したという。iPhoneの毎日の使用時間が20分、そしてiPhoneを取り出す回数が9回減ったとのこと。それってどのくらい減ったのか、いまいち実感が湧かないが。。

画蛇添足 One more thing…

まあともかくなんとも微妙な差ではあるが、Apple WatchによってiPhoneへの依存度が多少は下がってきたようだ。

AppleのCEO、ティム・クックCEOが語ったように、Apple Watchの通知によって人々の両手はiPhoneから解放され、iPhoneを使う時間がぐっと少なくなる。。とまでは到底いかないような気がする。

Apple Watchをご利用の皆さん、あなたのiPhone依存度は下がっただろうか?私の場合はデスクワークが多く、常に傍らにiPhoneがあるため、通知もiPhoneをわざわざ取り出さずとも見ることができるため、あまり依存度が下がっていないような気もする。だいたい、Apple Watchを長く使うのは腕が疲れる。更にアプリの起動や挙動が遅すぎて、正直実用的ではなく、Apple Watchの使用はおのずと通知の確認とフィットネス・アクティビティ機能の使用に限定されてしまう。SNS機能を使うときにはやっぱりiPhoneを使ってしまう。

ただ、外出時のiPhoneの使用頻度は確かに下がったかもしれない。とはいえ私の場合は、私自身も開発に関わっている究極のiPhoneカバー”Palmo(パルモ)”も使用しているので、常にiPhoneが手にくっついている状態でもあったりするのだが。。Apple WatchとPalmoによって、町中のいわゆる”スマホゾンビ”達が少しでも減って、またテキストネックやスマホネックと呼ばれる現代病で、頭が前方に傾くことでの首の負担が増えて身体に異常をきたすという症状が少しでも減ればいいなと思う。

それより私はApple Watchの外観デザインのあまりのダサさに、そろそろカスタマイズしたいなと思っている。ごついケースつけるとか。。

ちなみに上記のiPhoneの使用頻度・使用時間の算出に使われたMomentアプリはこちらからダウンロード可能。お子様のiPhoneの使用時間監視・モニタリングなどに役立つという。なおMomentアプリはiPhoneだけでなく、Apple Watchにも対応している。

(記事情報元:Medium.com written by Kevin Holesh

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