【年始休暇のお知らせ】2014年大晦日。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

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fukusuke

2014年も大晦日を迎え、時間も残すところあとわずかとなってまいりました。
本年も大変お世話になりました。
皆様良いお年をお迎えください。
来年もますますのご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします。

年始休暇のお知らせ

こんなタイミングで申し訳ございませんが、誠に勝手ながら正月三が日(2015年元旦〜3日)は当ブログで行っているサービスのやりとりをお休みさせていただきます。予めご了承ください。
※また、今年は2月19日になる中国の休暇、春節前後1週間ほどサービスを休止する予定です。

ブログの2014年の重大なできごとを振り返る

今年も色々ありました。ブログのアクセスも年間を通じて約800万PVと、昨年を大幅に上回りました。
ブログ上のサービスも、iPhoneのファクトリーアンロックを始めることができ、おかげで盛況です。
ブログをご覧になっている皆様とお客様のおかげです。ここに改めて感謝申し上げます。

今年特に注目を集めた記事は、6月8日、発売3ヶ月前のiPhone6のシャーシのリーク写真すっぱ抜き記事でしょうか。世界中から引用され、多くのアクセスがあり、そして世界中の多くの人からこのシャーシ部品を高値でもいいから売ってくれという問い合わせが来たのが印象的でした。

2014年のAppleとスマートフォンを巡る動き

当ブログのテーマでもある私が愛するApple(アップル)の動きとしては、当ブログでも2014年のApple10大ニュースでまとめましたが、様々なことがありました。

ティム・クック体制になってから初めての新製品ラインナップ”Apple Watch”が発表され、Beatsの巨額買収や宿敵IBMと提携を結ぶなど、ジョブズ体制からの脱却を思わせることが次々に発生したのもこの年です。またAppleは売上や利益も史上最高となり、地球最強のテクノロジー企業の名をほしいままにしています。
しかしその反面、iPhone6のデザインのまずさやiOS8やOS X YosemiteのOSとしての大きなバグが相次いで見つかりユーザの不満がたまるなど、大企業病と思われる症状や、凋落の兆しを見せ始めています。
そこにつけこんできたというわけでもないかもしれないですが、中国国産メーカーによるスマートフォン、シャオミ(xiaomi、小米)、ファーウェイ(Huawei、華為)、メイズ(Meizu、魅族)などが代表する俗称中華スマホが爆発的にヒットした年でもありました。廉価でそれなりに使えるどころかスペック的にはかなりいいものも出てきてデザインも洗練されてきています。スマートフォンの分野においてはひと通り揃ってしまい、そろそろ飽和しているのではないでしょうか。今後は中国を中心にスマホの世界が回りそうな気がします。

2015年こそはAppleにはアッと驚く為五郎、じゃなかったイノベーションを見せてもらえればと期待しています(無理かな)。

2014年のApple iOS脱獄の動き

当ブログのもう1つの大きなテーマ、iOS脱獄(ジェイルブレイク、Jailbreak)について、2014年は中国の脱獄ハッカー集団の大躍進の年でした。iOS7.1.2対応完全脱獄ツール、iOS8対応完全脱獄ツール”Pangu(盤古)“をいち早くリリースしたのはPanguteamという中国の脱獄ハッカー集団で、その後iOS8.1以降の完全脱獄ツール”TaiG(太極)“をリリースしたのは同じくTaiGという中国の脱獄ハッカー集団でした。
脱獄は非常にレベルの高いハッキング技術が必要な上に、更に資金が必要です。中国は上記の2つのPanguもTaiGも、iTunesに代わるインストーラを開発している会社から資金が提供され、それによって早期のリリースが可能となりました。なぜ中国にはiTunesに代わるインストーラがあるかというと、以前Appleのサーバは海外にあったため、中国国内からのアクセススピードが非常に遅かったことと、中国版App Storeでは有料アプリを買う手段が非常に限られていたことから、国内サーバがあり海賊版アプリが無料で落とせる国内産インストーラが中国では一般的に普及していた背景があります。そのため国産インストーラアプリ開発会社は広告収入だけでも莫大な資金を持っていたのです。
中国にはこのようにマネタイズの仕組みができあがっており、そこが昨年まで脱獄業界でも圧倒的に主流だった欧米よりも素早くリリースできるようになった原因の一つです。
もちろん、中国人が何でも”世界一が好き”、という性格も影響しているかもしれません。笑
当然、中国の若きハッカーたちの大活躍があったことを忘れてはなりません(Panguなどは当初はパクリ疑惑もありましたが)。

2014年のiPhone SIMロック解除の動き

当ブログの更にもう1つの大きなテーマ、iPhoneのSIMロック解除についても大きな動きがありました。これまで機種・容量・キャリアに制限があったファクトリーアンロックが、基本的には制限なく解除ができるようになったことです。実は去年2013年にも出来る時期がちょっとあったのですが、すぐにできなくなりました。しかし今年は春頃から、当時最新モデルだったiPhone5sも含む全機種・全容量・全キャリアの解除ができるようになり、当ブログでも依頼先と縁があってこのファクトリーアンロックサービスを提供するようになりました。
このファクトリーアンロックが始まってから、当ブログでも紹介していた”SIM下駄“や現在でもサービスを提供している”ロジックボード交換“、また以前当ブログでも行っていたBBチップ交換によるSIMロック解除(当ブログでは現在はサービス中止中)は一気に下火になった気がします。

2014年の私のApple周辺の動き

個人的にはApple製品はメインマシンのMacBook Pro 15inch Retinaディスプレイモデル(2014年)と、iPhone6 Plus 128GB(日本版SIMフリー)を購入しました。

メインマシンの交換は4年ぶりで(その前はMacBook Air 13inch Late 2010モデル)、そのRetinaディスプレイの綺麗さと快適さにいまさら感動しています。とはいえ最初の起動になぜかトラブって半日潰すという苦い経験をしました。OSがMavericksであるにもかかわらずです。(ちなみに現在もMavericksで使っています)。その前のMacBook AirにYosemiteを入れたらクソみたいに重くなって数日地獄のような思いをしたことも併せていい思い出ではありません。

そしてiPhone6 Plus 128GBはほぼ発売と同時に手に入れましたが、発売当初はまず復元がふんづまって進まず、1日以上無駄にし、復元が終わったら今度はiPhone6/6 Plusの解像度対応アプリがApple公式アプリ以外は殆どなく、まるでらくらくホンみたいに字が大きくなってカッコ悪いアプリケーション画面という2つの最悪の経験をしました。幸い、現在はほとんどの私の常用アプリがiPhone6 Plusの解像度にも対応し、更に脱獄もできるようになっているので快適に使えています。画面が大きくなることに賛否両論ありましたが、私自身は情報の表示量が増えたので非常に満足しています。
ただ外観はやはりNGです。またそのままでは片手持ち、片手打ちができなくなったのも難点です。これらを克服する”モノ”を現在も開発中・テスト中です。年明け以降には発表できるかもしれませんので、楽しみにお待ちください。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!

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