AppleがAndroid上にiOSに乗り換えるためのアプリを出したところ、SAMSUNGもiOS用アプリを開発したようだ。クロスプラットフォームのものが出てくれば、ユーザの選択は拡がる。ユーザにとってはありがたい話だ。
数日前、SAMSUNGが初めてiOS用のアプリを開発しているという情報が流れた。そのアプリの名前は【Gear Manager】で、これはiPhone、iPod TouchやiPadシリーズのユーザにSAMSUNGのスマートウォッチ、【Gear S2】を使ってもらえるようにするためのものだ。
Gear S2はほぼ全てのAndroid OSとは互換性を持つが、iOSとは互換性がなかった。Gear ManagerはAppleのiOSネイティブアプリ【Watch】と同様、ペアリングしたスマートウォッチの設定などをするためのアプリとなっている。
Gear ManagerはiOSデバイスのユーザに、SAMSUNG Pay以外の全ての機能を使えるようにするという。SAMSUNG Payが除外されたのは、SAMSUNG Payの使用の際には必ずSAMSUNGのスマートフォンとペアリングしていなければならないからだ。
9月にSAMSUNGのスポークスマンがGear S2をiOSと互換性を持たせるとしていたが、年内にそれが実現されたことになる。今年リリースされたGear S2ではSAMSUNGが自社で開発したTizen OSが搭載されていて、Apple Watchとは異なり本体が円形となっている。デザインもなかなか優れている(SAMSUNGにしては。。)
Apple Watchは多くのAppleファンのツッコミを受けた。しかしまだ多くのユーザが次世代製品に期待しているという。SAMSUNGはこのようなアプリケーションを出すことによって、現行のApple Watchに不満を持っているユーザの需要を掘り起こすことになりそうだ。
この【Gear Manager】のiOSアプリのリリース時期についてはまだ情報が入っていないが、個人的にはちょっと期待している。Apple Watchに飽きてきてしまっているので。。笑
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(記事情報元:WeiPhone)