Apple Payのサービスは日本でのサポート範囲がじわじわと拡がりつつある。
そして本日3月1日、Appleは日本国内でApple Payを使えるカード発行会社が6社増加したことを発表した。
その6社とは以下の通り。
- APLUS(アプラスカード)
- EPOS(エポスカード)
- JACCS(ジャックスカード)
- Cedyna(セディナカード)
- POCKETCARD(ポケットカード)
- Life(ライフカード)
またApple日本公式サイトでは今回のカード会社追加を記念して“New Life”と銘打ったイベントを専用ページを用意して実施している。このキャンペーンイベントでは、3月1日〜4月30日の2ヶ月間に、日本国内の対象店舗でApple Payを使って取引を完了すると、キャッシュバックや値引き、またカード会社のポイントプレゼント、店舗での特別プレゼントなどだ。
例えばJCBカードは5%のキャッシュバック、三井住友カードは5倍のポイント、Viewカードでは1,250円分のポイントを抽選でプレゼント(合計5,000円以上の利用で5,000名に)、そしてJR東日本のSuicaでは、1,000円分チャージプレゼント(定期券の継続購入またはSuicaアプリケーションからの新規購入で)などだ。また店舗ではドラッグストアのマツモトキヨシが4月1日から何かを、コンビニのミニストップではソフトクリームバニラが50円オフ、牛丼チェーンのすき家では牛丼などメイン商品全品70円
Apple Payでの支払いに対応したアプリケーションやウェブサイトの特典もある。
キャンペーンの内容はカード会社や店舗などによって異なるので、Apple公式の「新生活」キャンペーンサイトで確認してほしい。キャプチャはこんな感じだ。
Appleは滅多にこのようなキャンペーンを行わない。もちろんこれは本来はAppleによるものではなく、恐らくAppleの声がけによって実現したカード会社によるキャンペーンのまとめページ的なものではあるのだが、日本に住んでこれらのカードをお持ちの方はぜひこの機会を逃さずに利用した方がいいのではないかと思う。
昨年10月、AppleがiOS 10.1正式版をリリースした際に、ようやくApple Payは日本でサービスを開始した。日本版iPhone 7/7 PlusとApple Watch Series 2のみでしか使えないがSuicaに対応したことで、その普及率はあがっている。サービス開始後数日はシステム上の混乱もあったようだが、現在は安定していて、このまま対応カード会社や店舗が増えてくれば更に普及していくことだろう。
日本ではiPhoneの普及率が高いのも追い風になっていると思われる。
記事は以上。