iPhone6は一体いつ発売?ティム・クックが10月23日に中国訪問か

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iPhone6が中国で遅々として販売開始できないことに痺れを切らしたのかもしれない?

AppleのCEOティム・クックが10月23日に訪中との噂

いくつかの中国国内メディアの報道によると、Apple(アップル)のCEOティム・クック(Tim Cook)が10月23日に中国を訪問し、北京の清華大学経済管理学院顧問委員会会議に出席するという情報がある。

この情報は清華大学の内部の人物から流れてきた情報だ。情報ソースによれば、クックは上記の委員会顧問という立場で登場するという。なお、この今回の委員会には顧問として今や米国で上場し中国で一番の富豪となったアリババの創始者ジャック・マー(馬雲)や、ハーバード大学役員のジム・ブレア等多くの重要人物が出席し、今年度最も重要なポイントを話し合う”トップ会談”となるようだ。

この情報がもちろん100%正しいかどうかはわからず、まだ公式に発表されていないためティム・クックが本当に10月23日に清華大学に現れるかどうかは確定しているわけではない。もしこの情報が正しかったとしたら、クックはこの会議への参加以外にどんなスケジュールを入れるだろう?その方が推測のしがいがあるというものだ。

ティム・クック訪中はやはりiPhone6/6 Plusの中国販売に関係あり?

中国市場において、Appleが現在最も歯がゆく感じ焦っているのは、間違いなくiPhone6/6 Plusの中国大陸地区で全く販売がスタートできていないことだ。当ブログ記事で書いたとおり、工信部の部長が数日前にメディアに対して、中国国内版iPhone6/6 Plusは既に最後の審査段階に入っていることを漏らしたが、販売時期については10月10日という噂があるだけで未だに正確にはわからないままだ。Appleの公式サイトにも全く販売時期が明らかにされず、そのことが逆にこの問題を神秘的にさえしてしまっている。

どうやらiPhone6/6 Plusの許認可の問題は”懸案となったまま解決されていない”という状態で、それによってAppleはiPhone6/6 Plusを中国大陸での販売を再三延期するしかないという状態なのだろう。もし10月23日前までに解決しなければ、恐らくAppleのPR部門は同社の新製品が早く市場に出るようにするのが今回のクックの中国訪問の大きな目的だと発表するに違いない。またもし噂通り10月10日にiPhone6/6 Plusが中国大陸でリリースされたとしても、それにあわせてトップのクックが中国を訪問するのは非常に誠意あふれる行為で、中国市場からは好意的にとらえられるだろう。

ティム・クック訪中は新型iPadの宣伝の可能性も

その他に、10月23日にクックが中国を訪問するというのにはかなりの根拠もある。最近のニュースで、Appleが10月21日に米国で更に新製品発表イベントを開くという噂があり、そこでiPad Air 2やiPad mini 3、そしてOS X 10.10 Yosemiteも正式リリースが発表されるといわれている。もしこの噂が正しければ、その発表の10月21日とは中国では10月22日となり、クックは発表後休む間もなく中国に来るということになる。ただ、その時までにiPhone6/6 Plusが中国で販売されていなかったとしたら、クックの訪中はiPadの宣伝ということになるかもしれない。

当然、上記については単なるメディアの推測に過ぎないので、確定はできない。

画蛇添足:地球を駆け巡るビジネスマン、クック!

中国でのiPhone6/6 Plusの正式販売は、現在も横行する香港を含む海外からの持ち込み転売による脱税行為を撲滅することになり、中国政府にとっても悪くない話のはずだ。クックが行くことで早く解決するのはいいことだと思う。

それにしてもティム・クックはよく中国を訪問している。かつてスティーブ・ジョブズは中国を訪問せず、その仕事はクックに任せていたが、クックはその本領を発揮して中国に訪問を繰り返している。

確かに中国の市場は大きい。Appleの業績は今や中国を抜きにしては成り立たない。それはよくわかる。それでも、iPhone6/6 PlusやApple Watchを見てしまうと、業績よりももうちょっと製品に集中してもらいたいと思ってしまうのは私だけではないだろう。

記事は以上。

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