9月20日に世界9カ国で同時発売されたAppleの新型iPhoneの
iPhone5sとiPhone5c。
今回中国では初めて世界と同時に販売となり、
AppleStore以外には中国では従来のiPhone公式販売キャリアである、
中国聯通(China Unicom)と中国電信(China Telecom)が販売を開始。
中国最大であり世界最大のキャリアでもある中国移動(China Mobile)だけが、
販売されるという噂を流されながら発売しなかった。
しかし先日中国のネットにて、
中国移動(China Mobile)がiPhone5sとiPhone5cの販売をするための、
宣伝用ポスターを隠し撮りした写真がリークしてしまった。
恐らく多くの中国移動ユーザーがiPhone5sとiPhone5cの発売を楽しみにしていることだろう。
ポスターの内容を吟味してみると、
中国移動はどうやら3G版のiPhone5sとiPhone5cを販売しようとしており、
4G(LTE)の看板を掲げる危険は犯さないようだ。
恐らく先に3G版とうたって販売し、
その後正式に中国移動が4Gサービスを開始してから、
ソフトウェアやキャリア設定アップデートによって、
中国移動が採用するTD-LTEへの対応を図るのではないかと予想される。
ただ、中国移動が採用している3GはTD-CDMAで、
これに対応したiPhoneはまだこの世界でどこにもない。
iPhone5sとiPhone5cは世界の他のどこにもない別バージョンのものが販売されるのだろう。
そうなると、中国移動版iPhone5sとiPhone5cには俄然興味がわいてくる。
GSM/WCDMAやCDMAの機能がついているか、
LTEはどのバンドが搭載されているのか、
またSIMロックがかかっているかどうかが今後の注目点となりそうだ。
9月20日に販売されたiPhone5sとiPhone5cは、
最初の週末の3日間だけで900万台を売り上げ、
販売数の新記録を達成した。
中国移動は世界最大のキャリアであり、
中国国内に7億のユーザーを抱えるキャリアでもある。
もし中国移動が3Gに対応したiPhone5sとiPhone5cを販売したら、
Appleの成績に更に花を添えるどころか、
とんでもない業績の伸びをもたらすことになるだろう。
記事は以上。