事情を知る人の情報によると、
7.4億人ものユーザーを抱える世界最大のキャリア「中国移動(China Mobile、チャイナモバイル)」が、
今週より正式にiPhone5s/5cの予約を開始するとのこと。
以前、中国移動とAppleがiPhoneの販売について双方が契約に至ったとの記事を書いた。
しかし中国移動側はその後そのことを否定しており、
iPhoneに関しては現在も交渉中であるとの表明をした。
しかしここ数日iPhone5s/5cを中国移動が予約開始するという情報が多くの所から漏れ伝わっていることを鑑みると、
中国移動のTD-LTEに対応したiPhone5s/5cの販売はそれほど遠くない将来に開始されることは明らかだ。
世界最大のキャリアとして7.4億人のユーザーを抱える中国移動。
この数字は間違いなくどの携帯メーカーにとっても無視できないものだ。
事実上、中国移動は数少ないiPhoneの販売権を持っていない大型キャリアのうちの1つとなっている。
しかし中国移動がiPhoneと無縁だった歴史は今月末で幕を下ろしそうだ。
中国移動によるiPhone5s/5cの予約開始日程については12月12日からが有力だとされている。
以前速報としてブログ記事も書いた情報によると、
中国移動が販売するiPhone5s/5cのモデル番号はそれぞれA1530/A1529で、
事実上香港版のiPhone5s/5cと同じであり、
つまり香港版を購入した人は、
そのまま中国移動のTD-LTEを使うことができるということになる。
しかし現状では香港版に中国移動の4G TD-LTE SIMをそのまま挿入しても、
2GのEdge通信しか認識せず、
iSafariを使った特殊なクラックを行うことでTD-LTEやTD-SCDMAを使えるようにしてやる必要がある。
この現実問題を中国移動はいったいどのように解決するのだろうか?
・一斉電波方式切り替え
・キャリアアップデート
・SIMカード交換(iPhone用に専用SIMカード発行)
・iOSアップデート
・公式のSIM下駄
→そもそもA1530/A1529であることがガセネタ?
というようなことが考えられるが、はてさて。
いずれにせよ、この1週間以内にだいたいのことはわかってくるだろう。
記事は以上。