脱獄tweak「APNEdit」リリース。どのキャリアのSIMでもAPNの設定・変更・編集が可能に

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SIM下駄を使用しiPhoneをSIMロック解除(アンロック)をした後に、
元のキャリアと違うキャリアのSIMを使って、
パケット通信によるネットワーク通信を行いたい場合、
使いたいキャリアのSIMがAPN設定が必要にもかかわらず、
元のキャリアがAPNの設定をサポートしていないと、
APNを設定(変更・編集)してやらないと通信できないという弊害があった。

※SIM下駄についてはこちらのまとめ記事を参照

なぜSIM下駄を使用するとそういうことが起こるかというと、
SIM下駄そのものはキャリアを偽装する形でSIMロック解除をするためだ。

上記のような場合は、従来は
1. iPhoneからWiFi経由でSafariにアクセスし、
プロファイルを使ってAPNの設定をインストールする。
2. 脱獄してからCydiaで有料の「TetherMe」というtweakを入れて、
設定からAPNを編集する。
という2つの方法があった。

しかしこれらの方法では、
1.の方法はWiFi環境が必要
2.の方法はTetherMeが有料
ということがネックだった。

先日Cydiaデフォルトのレポジトリ「BigBoss」より、
APN Editという無料脱獄tweakが登場し、
どのキャリアのSIMを入れても、
TetherMeと同様に設定からAPNを編集できるようになった。

私もiPhone4S Softbank版にて動作を確認したので、
以下に手順を掲載しておく。

具体的には、
Step 1 CydiaからAPNEditを検索し、インストール
(APNEditingというのも出てくるが、それではできないので要注意)
・右上のInstallをタップ

・右上のConfirmをタップ

・下のRestart SpringBoardボタンをタップしてSpringBoardを再起動

Step 2 設定>一般>モバイルデータ通信>モバイルデータ通信ネットワークで、APNを編集する
・APN Editをインストールする前は編集する項目が出てこなかったが。。

・APN Editをインストールすると項目が現れる

・Softbank版だとこのように表示されている

・例えば、中国移動(チャイナモバイル)の場合は以下のように設定する

※APNの設定例はこの記事参照

Step 3(海外のキャリアを使う場合)データローミングをONにする

という手順でできるようになった。
脱獄する必要はあるが、無料でWiFiがいらないのは、
空港など国を渡ったときにすぐにWiFi環境が手に入らないときなどに役に立つだろう。

記事は以上。

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