Appleが今年春に発売開始した新しい【12インチMacBook】は、私個人的にはここ近年まれに見るAppleの革命的デバイスだと感じている。その理由は以前当ブログ記事にも書いたとおり。
ところでその12インチMacBookだが、私が普段使っているMacBook Pro 15インチよりも当然3インチ対角が小さいわけで、作業スペースがその分狭くなり、表示内容は少なくなるので作業効率は少し落ちる。
が、それを補う方法があるのでご紹介。
12インチMacBookの作業効率を上げる方法:”解像度を上げる”
見出しの通り、「解像度を上げる」。単にそれだけだったりする。しかし用途によっては非常に使用効率が上がる。騙されたと思って試してみてほしい。
MacBookのシステム環境設定>ディスプレイ>解像度:
のところを、「ディスプレイのデフォルト」から「変更」を選択し、「スペースを拡大」の方を選ぶ。
するとかなり表示を小さくすることができる。試しにGoogle Chromeを全画面表示にして当ブログを表示させてみた。
解像度を上げる前の、デフォルトがこちら。
解像度を上げた後。かなり改善!
表示範囲が明らかに多くなっていることがおわかりいただけただろうか。この表示範囲を広くすることで作業効率が大幅にアップする。特に表計算やグラフィック処理などをする際に威力を発揮する。
MacBook Pro 15インチ Retinaモデルも解像度を上げられる
ちなみにMacBook Pro 15インチ Retinaモデルも解像度を上げられる。しかも2段階も。。今更気づきました、ハイ。。
解像度アップ前のデフォルト
解像度アップ後。
横幅固定なので余白が空く感じだが、縦方向の表示内容がぐっと増えているのがわかるだろう。
同時にやっておくこと
画面が広くなるので、その分マウスやトラックパッドの軌跡が遅く感じるようになる。というわけでOS Xのシステム環境設定からマウスやトラックパッドの軌跡の速度を上げておくといいかもしれない。
なお、OS Xのシステム環境設定デフォルトで速度が足りないようなら、Better Touch Toolを使うことでもっと軌跡を速くすることが可能だ。私はこのアプリを愛用している。
注意事項
- 当然描画内容が多くなるわけで、パフォーマンスに影響することがあるので、ハードに使う人は気をつけよう。特に12インチMacBookはファンレスで、CPUに負担がかかるとクロック数を落としてパフォーマンスが犠牲になる。当方が試しているレベルでは特に問題はないが。。
- 字が小さくなるが、Retinaディスプレイなので特に問題なく判別できる。とはいえ目が悪い人、また目が悪くなりかけの人は気をつけた方がいいかもしれない。
記事は以上。