安くてめちゃ楽しい!シャオミの2輪コミューター【ninebot mini】購入レビュー

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

シャオミ(小米,xiaomi)で販売されているninebot™ mini(九号平衡车)という2輪コミューターを買ったので、レビューしてみる!

xiaomi_ninebot_mini

シャオミのNinebot miniの特徴1:セグウェイと同じ会社なのにともかく安い、価格破壊製品

ninebot miniの価格は1999元(約37,300円)。この類いの2輪コミューター(スクーター)にしては破格の安さだ。実はこれを作ったのはninebot & segwayという会社。そう、あの2輪コミューターのパイオニア、セグウェイを今年2015年4月に中国北京のninebotが買収して、2つのブランドが1つの会社で管理されることになったのだ。ということはninebotはセグウェイと同じ会社ということだ。ちなみにninebotだけではなく、ベンチャーキャピタルや小米のトップ雷軍が所有するプライベート・エクイティ・ファンドも支援者に入っている。ということで小米での提供が決まったのだ。

あのセグウェイが100万円していたことを考えると時代の移り変わりを感じる。。正に価格破壊だ。これからの価格破壊はともかく中国、そして小米が起こしていくに違いない。

ちなみにまだ日本ではこのninebot miniとどう違うのかよくわからないninebot mini proが15万円で売っている。。

 

シャオミのNinebot miniの特徴2:簡単に操作を習得

スクリーンショット 2015-12-23 19.49.16

3分で操作を習得できるという。私の場合、以前持っていた一輪コミューターも自在にこなせたので、1分もかからず習得できた。普通の人でも、たぶん3分あればゆっくりなら走れるようになると思う。

 

シャオミのNinebot miniの特徴3:歩く速度の4倍で走行

スクリーンショット 2015-12-23 19.47.27

リミッターが外れてからの話だが、歩く速度の4倍、16km/hで走行できる。これはなかなか快適だ。最大15度の坂も上れるし、小さい障害物なら軽く乗り越えられる。

 

シャオミのNinebot miniの特徴4:持ち主の特徴を習得

スクリーンショット 2015-12-23 19.48.15

例えば男性と女性、そして体重の違いなどで操作性に違いが出てくるが、このninebot miniは持ち主の特徴を覚えて操作をしやすくするという。なんという隠し技というか、ブラックテクノロジーなのか。。笑

 

シャオミのNinebot mini 実際に購入

実は発売当初からずっと欲しかったのだが、さすがにめちゃくちゃ人気でずっと品切れ状態が続いていた。それが数日前に小米のオフィシャルサイトやオフィシャルアプリ(小米商城)で品揃えが変わり、浄水器を買おうとしたらなんとこれも買えることになっていたので早速ポチったのだった。本当は黒の方がかっこよかったんだけど、黒は品切れなので泣く泣く白で。。

そして2日以内に到着。早速開封の儀から。

 

シャオミのNinebot mini 開封の儀

▼宅急便で届いた状態。この箱にはmiのマークはない。箱を止めるH張りの透明テープの上に、ninebotのロゴがプリントされている。ブランドはあくまでninebot™なのだ。

xiaomi_ninebot_mini

▼さて開封!ninebot™ miniと製品名が表示された内箱が見える。

xiaomi_ninebot_mini

▼それを開けると、今度は簡単な説明書が。いや、本当に簡単そうだ。で、実際組立は本当に簡単だったよ!

xiaomi_ninebot_mini

▼そして更に開けると、取説が入った四角い封筒が。まるでAppleを意識してないとは言わせない。。でも雰囲気悪くない。浮き出る文字加工でninebot™の文字が。

xiaomi_ninebot_mini

▼取説を全部取り出してみたところ。封筒の下には初回利用ガイドも。初めて使用する時にはロックがかかっていて、超低速でしか動かないので、必ずアプリでペアリングしてね、と。

xiaomi_ninebot_mini

▼発泡スチロールを取り去ると、本体が!これが、取付前の本体。乗る方向指示シールも貼ってある。

IMG_8126

▼方向変換用レバー、つまりハンドルような役割を果たす部品も。

xiaomi_ninebot_mini

▼本体を取り去ると、底面に充電器やネジ、六角レンチ、空気入れの延長ホース、そして蓋が入っている箱が。全部漫画が書いてあるので誰にでもすぐわかる。すばらしい。

xiaomi_ninebot_mini

▼底面の箱を開けたところ。充電器はわざと少し浮かせてある。相当スペースを無駄遣いしているような気もするけど、しっかり保護されている。

xiaomi_ninebot_mini

さて開封はここまで。

 

シャオミのninebot mini 組立の儀

では実際に組み立ててみよう!といっても、レバーを取り付けるだけの簡単なお仕事です。

▼こんな風に本体を寝かせて、レバーの出っ張り部分を本体の凹み部分に挿入する。完全に奥までは入らないので、入るところまででOK。

xiaomi_ninebot_mini

▼先ほどの底面の工具箱からネジ2本を取り出す。ネジロックも塗られていて、本格的。当たり前か。。

xiaomi_ninebot_mini

▼レバーの差し込み部分の反対側、表に出ているところに2個の穴が空いているので、そこにネジを挿入。

IMG_8131xiaomi_ninebot_mini

▼付属の六角レンチで締めていく。ネジ締めの基本だけど、二つをまんべんなく締める方がいい。

xiaomi_ninebot_mini

▼ぐっと締め込んだらこんな感じ。これは操作に関わるところなので、しっかりとネジを締めておこう。緩んでレバーが外れたら曲がらなくなり危険だ。

xiaomi_ninebot_mini

▼付属品の蓋を取り出す。

xiaomi_ninebot_mini

▼この方向にして。。

xiaomi_ninebot_mini

▼ネジを締めた部分の上に蓋をする。スライドするような形だ。動かなくなればOK。

xiaomi_ninebot_mini

▼本体正面の表示部分。一番上が電源ボタン。そして下の方に充電ポートがある。

xiaomi_ninebot_mini

▼ちょっと拡大。充電口と書いてあるところが蓋になっている。

xiaomi_ninebot_mini

▼下の方から指を入れてパカッとあけると、ゴムの蓋で守られた充電ポートが。

xiaomi_ninebot_mini

▼ゴムの蓋を開けるとこんな感じ。

xiaomi_ninebot_mini

▼ここに、充電器を挿入。方向は溝とポッチを合わせることでポカ避けになっている。私の場合購入時には60%ほど充電されていたが、心配な人は最初に100%に充電しておこう。

xiaomi_ninebot_mini

これで組立は終わり。あとは保護のために貼ってあるシールを剝がそう。足の方向指示シートも、方向を覚えたら剝がしておこう(滑りやすいので)。

 

シャオミのninebot mini 設定の儀

さてこのninebot miniは、スマホとペアリングしないと何も始まらない。ということで設定の必要がある。

▼iOSかAndroidでninebotのアプリを検索し、インストール。このアイコンが目印だ。

xiaomi_ninebot_mini

▼ダウンロードしたninebotアプリを起動する。画面を左スワイプして、

xiaomi_ninebot_mini

▼「Start to experienceボタン」をタップ。

xiaomi_ninebot_mini

▼まずはユーザ登録。ここでユーザ登録しておけば、他のデバイスからも自分のninebot miniを管理できる。右下の「Registration」をタップ。

xiaomi_ninebot_mini

▼ユーザーネーム、メール、パスワードを入力して、「Registrationボタン」をタップ。

xiaomi_ninebot_mini

▼デバイス検索モードに入る。Bluetooth接続をするので、ninebot miniの本体の電源をオンにし、デバイスのBluetoothもオンにして、「Search for Deviceボタン」をタップ。

xiaomi_ninebot_mini

▼本体側の電源もちゃんと入ってると、下のように”NinebotMini7760″と表示される。数字は本体によって変わるのかもしれない。

xiaomi_ninebot_mini

▼繋げようとすると、6桁の数字の接続パスワードを設定するよう求められる。他人に勝手にペアリングされないための保護策だ。

xiaomi_ninebot_mini

xiaomi_ninebot_mini

ペアリングが終了すると、速度が表示されて終了!最初はチュートリアルからスタートし、チュートリアルが終了すると最初のリミッターが外され、10km/hの速さで走れるようになる。チュートリアルの内容は、乗る、前後や回転などで動かす、降りるなどがあるが、これはやってみてのお楽しみ!指示通りにやればいいので簡単だ。

 

シャオミのninebot mini 走行の儀

▼基本的にはこの画面で管理することになる。走行距離などもこの画面から上にスワイプすることで見ることができる。

なお、ちなみに1km以上走ると、2段階目のリミッターが外れて16km/hの速さで走れるようになる。走行距離が20kmに達すると、更にリミッターが外れるらしい。

xiaomi_ninebot_mini

ninebot miniの操作は実際にやってみないとわからないところだと思う。

基本的に足首の角度を調整することで、つまり本体に傾きを伝えることで加速・減速が可能でバックもできるが、全体的に体重を移動するようにした方がやりやすい。左右へのカーブやとまった状態での回転はレバーを倒すことによって可能。足でレバーを押す感じだ。普段はレバーに触れていない方がいいのと、少し膝を曲げたような格好の方が操作しやすい(逆に足をピンと伸ばしていると操作しにくい)。

2輪なので横に倒れる心配がないところが、以前私が乗っていた1輪コミューターより安心できるところ。ただ前後についてはさすがに三輪や四輪よりは安定していない。そこをどうコントロールするかがこのコミューターの面白いところだ。

地面の傾きが大きかったり、障害物が大きい場合はさっとレバーのところを持ち上げて運べるが、12.8kgあるので女の子にはちょっと軽く持ち運ぶというわけにはいかないかもしれない。

乗っている姿はこんな感じ。。笑

IMG_8227

広告では、こんな感じだ。。笑

スクリーンショット 2015-12-23 19.41.52

乗っている感じは、恐らく日本でも販売されているninebot mini proと同じかもしれない。以下のYoutube参照。ただあちらは15万円、そしてこちらは4万円もしない。15万円だと公道も乗れないようなものにそんなにかけられるか!という感じがするが、4万円以下なら、遊びで買ってもいいかな?というレベルではないかと思う。

なお、アプリを使えば無人運転、つまりリモートコントロールもできる。

 

ともかく安くて楽しめる!オススメのninebot™ mini!ただし日本の公道は走れず

4万円以内でこんな素晴らしいものが楽しめるとは本当にいい世の中になったものだ。さすが小米。

しかし日本では公道では走れないので要注意。海外でも一部規制しているところがあると思うので(中国でも上海はNGなど)、現地の法律をよく調べた上利用して欲しい。

 

ninebot™ miniの購入はシャオミオフィシャルサイト或いはアプリから

購入は必ずシャオミの公式サイト或いはiOSやAndroidのxiaomi store(小米商城)アプリから。なぜならシャオミは基本はショップを持たず、自社のサイトで売るのを基本としているからだ。シャオミ製品は公式以外で買うと必ず公式より高いので、要注意だ!

 

他のシャオミ製品の当ブログレビュー記事はこちら

当ブログでは実際に購入した小米の製品のレビューを紹介している。ご参考まで。

記事は以上。

Visited 146 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人