The Vergeの独占記事によると、Appleの初代iPhoneプロトタイプテスト用の巨大基板があったことが明らかになりました。Appleは2007年1月9日に初めて初代iPhoneを公に向けてリリース発表しましたが、その前の2年半を実機の開発に費やしていました。その段階ではiPhoneという名称は存在せず、社内でも「M68」や「Purple 2」と呼ばれていて、その開発プロジェクト自体も「Project Purple」と呼ばれていて極秘扱いされていたことがこれまでの情報でも明らかになっています。そして、今回リークされた巨大な基板のような、およそ完成形が想像できないようなデバイスでエンジニア達がテストを行っていたことから、個々の作業を担当するエンジニア達でさえ、最終的にはどのようなものが完成するかについては知り得なかったといわれています。