iPhone XのTrueDepthカメラシステムの中で、とりわけ重要な役割を果たすモジュールが「VCSEL(ビクセル)照射器」です。Face ID(Appleの顔認証システム)では、一度になんと30,000個もの赤外線レーザが、VCSELレーザー照射器から発せられています。Appleはこの部品をFinisarという会社から単独購買していますが、このVCSEL照射器の生産キャパシティがずっと問題となっていて、iPhone Xが9月発表されたものの11月に発売となったのは、この部品の供給遅れも原因の1つといわれています。では、その問題は今は解決したのでしょうか?Finisar社はかなり自信があるようです。