もし今年Appleが噂の腕時計型ウェアラブルデバイス”iWatch”を発売したとしても、驚くべきことではないのかもしれない。というのも、iWatchは実は初めてAppleが開発した腕時計型通信機器ではないからだ。既に伝説的となっているAppleの元デザイナー、Hartmut Esslingerが最近出版したAppleのデザイン史を振り返る本を見れば、Appleが既にかなり早期に腕時計型デバイスをテストしていたことがわかるのだ。上の写真は、上記Esslingerによる「Keep It Simple: The Early Design Years of Apple」からのものだ。腕につけるデバイスの上に小型のキーボードが搭載されており、これと無線ヘッドセットデバイスと一緒に動くものとされている。この小型のキーボードには全部で12個のキーがあり、10個の数字以外にはリターンキー(Enterキー)とシャープキー(#キー)がある。ヘッドセットデバイスも非常にシンプルなデザインで、マイクを搭載しているという […]