今年46歳になるアレクサンダー・スタッブは先月フィンランドの首相になったばかりだ。スタッブ首相は2011年〜2014年にフィンランドのEU事務局及び海外貿易省長を務めていた。理屈で言えば、彼は豊富な経済と海外貿易経験を積んでおり、スピーチもウィットに富んだものになるはずだ。しかしこの首相が最近スウェーデンの業界紙「Dagens Industry」の取材を受けた時に、フィンランドが現在20数年来最も深刻な経済危機に陥っている原因について、何と全てApple(アップル)の間違いだと決めつけたのだ。フィンランドのメディアがスタッブ首相をインタビューした動画があり、それは有料なのだが、無料で見られるプレビューだけでもその内容を窺い知れるというものだ。動画による無料部分のインタビュー内容は以下の通り。記者:2008年の経済危機以降、国(の経済)が一向に回復してきませんが。。首相:我々は2つの大きな経済的な市中を持っている。しかしiPhoneがノキア(NOKIA)に打撃を与え、iPadが木材や紙パルプの産業 […]