最近自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開され、世界中の人々に再度注目されているロックバンド、Queen(クイーン)。そのQueenのギタリストのブライアン・メイ(Brian May)が、どうやらAppleのUSB-Cケーブルにお怒りのようです。その理由は。。ブライアン・メイ公式Instagramのこの投稿を見れば一目瞭然かと思います。
はい、写真を見るだけでもおわかりの通り、どうやらAppleのUSB-Cケーブルのもろさにお怒りのようですね。しかもロックスターらしく、かなり激しい言葉で攻撃しています。Appleへの愛が憎しみに変わったとか、クソなUSB-Cコネクターとか、うざったいアダプタとか、Appleは完全に自分勝手なモンスターになっているとか、Appleは我々をなかなか抜け出すことができない奴隷にしている、とか。。
このブライアン・メイのInstagramの投稿に対して、コメントも5000件近く付いていますが、完全に同情しているコメントはそれほど多くないようです。ようは、ケーブルの扱い方とかの問題であったり、または気に入らなければ他にもサードパーティの丈夫な製品を使うという選択肢もあると思われるからです。しかしブライアン・メイはそこに沢山のお金をつぎこむ必要があること自体にも怒りを感じておられるようです(ご本人はそんなのどうでもいいくらいお金は有り余ってるはずですが、、何ならトラックいっぱいくらい予備の在庫買っておけば?というような気持ちにもなります)。あ、Queen信者の方ごめんなさい。
もともとはiPodやiTunesから始まり、そして今はApple Musicでも音楽業界の先端を走っているAppleとしては、やはり世界のロック界の大御所ともいえるQueenのブライアン・メイに批判されたとあっては、今後のケーブルの堅牢性について考え直さざるを得なくなった、というようなシナリオができてくれると個人的には嬉しいところですがどうでしょうね。
ちなみに、これまでメタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒやオアシスのノエル・ギャラガーもAppleをディスった発言をしたことがあります。
とはいえ、前者のラーズ・ウルリッヒはAppleの大ファンで、37個ものAppleデバイスを所有し、Apple Musicと積極的に組み、Beats 1ラジオで週1の番組を担当するほどになっています。
後者のノエル・ギャラガーはものすごく口が悪いことで有名ですが、Appleに対しても例外ではなく、Apple Musicの態度が尊大だ、として一切協力しないことを宣言しています。世界的に名が知られている影響力のあるアーティスト・ミュージシャンにディスられるのはAppleとしても不本意ではない。。と思いたいですね。
ちなみに私はまだQueenの映画『ボヘミアン・ラプソディ』は見ていないですが、10年以上前の2004年に日本で行われた、ブライアン・メイが監修を務めQueenの楽曲をふんだんに用いたミュージカル『We will rock you』を今はなき新宿コマ劇場に見に行った思い出があります。あれはとてもよかったです。。
記事は以上です。
(記事情報元:Cult of Mac)