iPhone XS/XS Maxは好調な滑り出し、8シリーズより好調!しかし7が未だにシェア1位をキープ

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9to5Macの報道によると、リサーチ会社のFlurry Analyticsが100万を超えるモバイルアプリのデータによってiPhone XS/iPhone XS Maxの販売台数を推測し、またその数字をAppleが昨年発表したiPhone X/iPhone 8シリーズと比較しています。

iPhone XS Max/iPhone XS Palmo GL

Flurry Analytics社によると、今年のフラッグシップ級となったiPhone XS/XS MaxはAppleにとってやはり巨大な成功を収めたといえる、と結論づけられるそうです。iPhone XRがまだ市場に投入されていないのに、既に成功を掴んだということが示されたことになります。これは全く予測通りですが、発売一週間の売上は昨年のiPhone 8/iPhone 8 Plusを超えました。昨年はiPhone Xの発売が遅れたこともあり、iPhone 8シリーズが売れなかったこともあったため、iPhone XSとの売上の差が明らかについたということです。

ただ、Flurry Analytics社は単純に比較したわけではなく、以下の2つのグループの販売台数の比較をしています。

  1. 2017: 8/8 Plus (2017年9月22日〜27日に販売) /X (2017年11月3日〜9日)
  2. 2018: XS/XS Max/X (2018年9月21日〜27日に販売)

上記の条件で比べても、2の方が1よりも収入ベースで7%上回るということです。

Flurry Analytics社は、このiPhone XS/XS Maxの強い勢いは、ホリデーシーズンにまで続くのではないかと予測しています。Appleは最新の製品を投入することで市場シェアを確保し、更に積極的に値上げをすることで、営業収入の成長までできるということを繰り返してきています。そしてAppleのこの戦術は功を奏していて、もうすぐ訪れるクリスマスから年末商戦にかけて、他社よりも優位な位置につけることは間違いないでしょう。

ただ、iPhone XS/XS Maxがそこまで販売に成功している中で、iPhone 7が一位をキープしています。市場浸透率でみれば、iPhone 7が15.4%で依然としてiPhoneの中でトップで、その次がiPhone 7 Plus(12.73%)となっています。ちなみに3位はiPhone 6sで、12.4%となっていて、旧型デバイスがまだまだ人気があることがうかがえます。

なお、今後iPhone XRが発売されると、また売上やシェア率が大きく変わってくることになりそうです。事前の予測では、今年の新型iPhone 3機種のうち、iPhone XRがシェアの半分以上を占めるという見方が主流となっています。やはり価格差が大きいのでしょう。

ちなみにiPhone XS MaxはDisplayMateのベストスマートフォンディスプレイ賞を受賞しましたが、コンシューマーレポートではサムスンのGalaxy Note 9の方が優れているとされています。また、カメラ性能もHuaweiのP20 Proに次ぐ2位とされていて、iPhone XS Maxは地球上で本当のベストなスマートフォンではないともされていますが、OSが違うAndroidとの単純な比較は難しいところです(もちろん、カメラ性能についてはやはりトリプルレンズのHuawei P20 Proに軍配が上がるのはハードウェア性能を見れば明らかですが)。

個人的にもiPhone XS Maxを使っていますが、WeChatがキャッシュの問題でおかしくなった以外は全く問題なく使えていて、非常に快適です。しかも香港版物理DSDS版なので、もう手放せません。。

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac

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