iPad miniは徐々に終焉を迎える?今年も更新されない可能性大

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Appleは2018年秋に、これまで更新されてこなかったデバイスもアップデートするのではないかといわれています。例えば、Mac miniやMacBook Airなど(後者については、MacBookではないかという説もありますが)。しかし、あの機種。。そう、iPad miniについては今年の秋にはアップデートされない可能性が高いのです。いや、今後ももう一切アップデートされないかもしれません。

最新のiPad mini 4は3年前にリリースされた時代遅れのモデル

Apple_iPad-mini

Appleが9月の新製品発表イベントでiPad miniをアップグレードする希望はもう殆どなくなったといえるでしょう。

現行最新のiPad mini 4は、3年前の2015年にリリースされたものです。そしてAppleはその後iPad miniから32GBと64GBモデルを廃止した以外に、iPad mini 4に対して何らアップデートを施していません。

Apple内部からもiPad miniシリーズ淘汰の情報が

今年Appleは”iPad mini Pro”をリリースするのではないかという噂もなかったわけではないですが、秋の新製品発表イベントが近づくにつれ、この機種の情報を見ることは一切なくなりました。もし今年も更新されなければ、恐らく今後も更新されることはないでしょう。しかしこのことは既に予見されていたことでもあります。2017年5月に、Apple内部の人物で、匿名を条件に明かされた情報で、AppleはiPad miniシリーズの製品を淘汰していく予定だというニュースが流れていたからです。

iPad miniアップデートにはいくつも障壁がある

これは恐らく、iPhoneとのカニバリゼーションを恐れてのことと思われます。つまり、iPad miniがアップデートされ、売れてしまうと、収益性が非常に高いiPhoneの売上が下がり、会社としては全体的に利益が減ってしまうのです。

また、iPhone自体がますますディスプレイが大型化してきていることも関係しているでしょう。今年2018年の新型iPhoneには、過去最大の6.5インチの有機ELディスプレイモデルのiPhone、iPhone X Plus(またはiPhone Xs Plus)がリリースされると噂されています。また、現在では9.7インチの第6世代iPad(iPad 6)がiPad mini 4より安くなっていて、しかも性能はiPad mini 4を凌駕しています(大きさはぐっと大きいのですが)。

つまり、もしiPad miniをリニューアルし、他の製品と差別化を図るのであれば、非常に優れたデザイン要素と機能が必要で、しかも更に価格を下げなければなりません。

iPad miniは淘汰される運命、安楽死か

これらの要素を考えると、やはりiPad miniは淘汰される運命にあるようです。今年3月、iDropNewsは、Apple公式サイトのiPadの比較ページからiPad miniの表記が消えたことを指摘しています。Appleはやはり、iPad miniをiPadのラインナップから外すことを既に決めているのでしょう。

ということで、Appleがよほどサプライズでもやらない限り、今年であの一部の熱狂的なファンを持つ小型タブレット、iPad miniシリーズは終焉を迎えることになりそうです。iPad miniはまさに、現在徐々に死に至る、安楽死を経験しているのかもしれません。逆に、今までもっているのが奇跡といえるかもしれません。部品在庫や仕掛品が余っているのでしょうか。。

記事は以上です。

(記事情報元:iDropNews

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