HTCは現在、新しいワイヤレスイヤフォン「HTC U Ear」の開発に取り組んでいるということですが、どうやらAppleのAirPodsから相当な設計のヒントを得たようです。以下のその「HTC U Ear」イヤフォンの写真は、AndroidPoliceによるものです。なおこの型番は既に米国連邦通信委員会(FCC)の規制文書、FCC ID.ioに記載されています。
「HTC U Ear」は、デザイン的には黒いAirPodsと間違われる可能性が大いにあります。インナーイヤー部分と、着用者の耳の外側にぶら下がるステム(棒部分)のデザインはほぼ全く同じです(耳から黒うどん)。
ただし、大きな違いが1つあります。それは前面に「充電ピン(充電端子)」が2個あることです。つまり端子による接触型充電をするタイプになっている、というわけですね。
充電ケースも外観はAirPodsの充電ケースとよく似ていますが、同じではありません。
AirPodsケースのように上部ではなく、Powerbeats Proのケースのように、横に長く開くタイプになっています。
また、充電用にUSB-A to USB-Cケーブルが付属しているようです。
Appleが2016年に初代AirPodsを発売して以来、ほとんどすべての主要なテクノロジー企業が独自のワイヤレスイヤフォンを発表していますが、ほとんどの会社(中国のパチモンを除く)が独自のデザインを採用しており、現在でもワイヤレスイヤフォン業界のシェアの大半を握っている大人気のAirPodsと同じようには見えません。しかしこの台湾企業HTCのデザインは。。
もう言うまでもないでしょう。
そしてどうせならAirPods Proに似せればよかったのに、と思います。安価にAirPodsの黒を手に入れたい、というような人にはいいのかもしれません。
記事は以上です。
(記事情報元:AndroidPolice via The Verge)