Apple公式販売中!Belkinメッシュルータ「Linksys Velop」トライバンド版使用レビュー

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中国では、ここ数年、毎年11月11日は「双十一・光棍節」という、日本語では「独身の日」、つまり1ばかり並んでいるためと思われますが、そんな日になっています(日本では「ポッキーの日」ですかね)。そんな日がなぜできたかというと、中国最大級のグループ会社アリババが経営する世界最大のECプラットフォーム「タオバオ(淘宝网、Taobao)」が、年に1度の大セールをする日になり、便宜的にその名前がつけられたのです。その売上げは年々増加していて、今年はなんと4兆円を売り上げました。この1日だけで、日本の楽天市場の1年分の売上げを超える規模になっているのです。

中国在住のうちもご多分に漏れず、結構色々と買い物をしました。そのうち、私の買い物は。。そう、今回の標題になっているBelkin Linksys Velop トライバンド版というメッシュルータ3台パックだけでした。このAppleストアでも扱っている「Belkin Linksys Velop トライバンド メッシュルータ 3個パック」、結構値が張るのですが、それがどんな実力か試してみましたのでご報告します。

ちなみに、Apple中国公式サイトから買うよりは随分安く買えました。中国の公式Appleストアでは3,210元(約49,807円)ですが、今回タオバオ、というよりBtoCの天猫(Tmall)で2,238元(34,725円)で買えました。もともと2,799元だったので、500元以上安く買えました。なんだか安く買えた自慢みたいですが、本当にお得だったと思います。日本でもこの価格で買えるところは存在しません。

ちなみに日本のApple公式ではなんと49,480円もして、しかもこれは税別価格なので、中国よりも高いという珍しいパターンとなっています。なお日本でももちろん同じものが別のところでも売っているので、わざわざAppleで買う必要はないと思いますが、Amazonや楽天市場で見ても、実はそれほど値段は変わりません。日本で買う場合は、どこかで特売しているときが狙い目かもしれません。私は以前そのチャンスを逃してしまいましたが、今回中国でそのチャンスを掴んだと言えそうです。

 

なお、これを買う前に使っていたのはHUAWEI Q2というメッシュルータでした。これは電源線通信PLCを兼用したメッシュルータということで、かなり期待して買ったのですが、500M契約の自宅で、モデムルータでは500M近く出ているにもかかわらず、そこから離れた寝室でネット速度があまり出ず、50M程度と10分の1に下がってしまっていたのでした。また導入してから数ヶ月間、よくネットが止まることから、ストレスも感じていました。そのあたりも買い替えを考える原因となりました。

さて、このLinksys Velopは購入してから次の日にやってきました。中国中でしっちゃかめっちゃかになっている中、今回の物流はめちゃくちゃ頑張ってますね。

Linksys Velop メッシュルータ 01

開封してみたら、まあともかくシンプルです。Appleが好きそう。説明書も、アプリの通りにやってください、だそうです。

Linksys Velop メッシュルータ 02

というわけで、早速メインで使っているiPhone XS Maxで設定してみました。まずはApp StoreからLinksysアプリをダウンロードします。もちろん無料です。

ダウンロードして実行すると、早速セットアップの画面になります。どのタイプ?と聞かれるのでもちろん購入したVelopを選びます。

Linksys Velop メッシュルータ 03

すると、こんな画面が出てきたので、私はこれまで別々のモデムとルータを使っていたので上を選びました。

Linksys Velop メッシュルータ 04

すると色々と説明が出てきます。親切ですね。私はもう全部外してからやったので、あまり影響なかったですが。。

Linksys Velop メッシュルータ 04

Linksys Velop メッシュルータ 05

Linksys Velop メッシュルータ 06

Linksys Velop メッシュルータ 07

起動が完了すると、こんな表示が出ます。ここでVelopの上部にあるランプが紫に点滅しているかどうかを確認してください。点灯ではなく点滅です。これ大事です。私、点灯のまま進めてえらい目にあったので、点滅になるまで何度か配線を試してみてください。なお、他のノード(Velop本体)の電源はこの段階では入れてはいけません。

Linksys Velop メッシュルータ 08

紫で点滅している状態で次に行くと、アカウントにリンクしています。。と出ます。この辺りで、Linksysアプリ用のIDとパスワードも設定したかと思います。

Linksys Velop メッシュルータ 09

そして、ここでLinksys VelopのWi-FiのSSIDとパスワードを設定します。あまり簡単なパスワードだと他人に使われてしまう可能性があるので、できれば8文字以上で、数字・英文字・記号の組み合わせがいいでしょう。

Linksys Velop メッシュルータ 10

どこに設置するかを選んだ後、完了すると、こんな表示が出ます。

Linksys Velop メッシュルータ 11

これが終了後、別のノードを追加しますか?と聞かれます。メッシュルータで、3個セットなので当然ですね。というわけで私は別のノードを追加する、を選択しました。

Linksys Velop メッシュルータ 12

ノードの設置方法が出ます。2部屋以上離れないように、できるだけ壁などがないように、といわれますが、まあ、壁があるからこれ使うんですよね。壁がなかったら、普通のルータで十分なんです。。笑

Linksys Velop メッシュルータ 13

ノードの電源を入れるよう促されるので、その設置したい場所で電源を入れます。

Linksys Velop メッシュルータ 14

最初に設定したノードの電波がある程度届くところに設置されていれば、数分後にこんな表示が出ます。なんか褒められてるみたいですね。1つのノードの設定に数分時間がかかりますが、その分しっかりやってもらってる感じがします。

Linksys Velop メッシュルータ 15

同様に、もう一台も別のノードを追加、で追加します。それが完了したら、あとはファームウェアアップデートです。最初に促されますが、これは快適な通信のためにやっておいた方がいいと思います。ファームウェアの更新プログラムが利用可能です、と表示されるので【更新する】をタップして進めます。

Linksys Velop メッシュルータ 16

Linksys Velop メッシュルータ 24

また、ファームウェアは常に最新に保つように設定しておくのがいいでしょう。

Linksys Velop メッシュルータ 17

また、自動的に出てくる伝送領域のカスタマイズも、コンプライアンスのためにやっておいたほうがいいでしょうね。

Linksys Velop メッシュルータ 18

私は中国を選択しました。もちろん日本もあります。

Linksys Velop メッシュルータ 19

再起動が必要ですが、完了するとWi-Fiの準備ができました、と出ます。これで接続できるようになります。

Linksys Velop メッシュルータ 20

完了すると、ダッシュボードに移動します。今後は、Linksysアプリを起動すると、この画面となります。

Linksys Velop メッシュルータ 21

では、上記の設定が完了したLinksys Velop。Linksysアプリで速度を測定して実力を検証してみましょう。結果、500Mと爆速です。しかし恐らくこれは親機の速度です。なぜか500M以上のスピードが出ているからです。。うちはネットの契約が500Mで、端末でモデムルータ(HUAWEIです)直結でスピードテストで計測しても500Mちょうどかそこまで行かない程度なので、それより速くなるなんて少し不思議ですね。笑

Linksys Velop メッシュルータ 22

実際に、これまでHUAWEI Q2メッシュルータでは50Mしか出ていなかった主寝室で測定してみました。その結果、100Mとなりました。倍ですね。しかも、Q2は親機+子機3台という組み合わせで、実質4台使っていたのですが、Linksys Velopでは3台で速度が倍です。十分かと思います。

実は初期設定でももう1つやっておきたいのが、チャネルファインダーです。それぞれのノードで最適・最良なチャンネルを選んでネット接続を改良する、というものです。ダッシュボードのメニューの左上の三本の横線ボタン>Wi-Fi設定>詳細Wi-Fi設定>【チャネルファインダー】をタップします。これを行っている間、少しの間Wi-Fiがオフになりますが、やっておいたほうがいいでしょう。

Linksys Velop メッシュルータ

すると、チャネルをスキャン、という表示が出ます。数分かかるようで、いったんリセットされるので途中でまたLinksysに繋ぐように促されます。

Linksys Velop メッシュルータ

これが完了した後に、もう一度主寝室で速度を測定してみたら、、なななんと倍近くの速度になりました!絶対チャネルファインダーはやっておいた方がいいですね。

Linksys Velop メッシュルータ

他にも、Linksys Velopを使ったモーションセンサー「Linksys Aware」や、ペアレントコントロールの「Linksys Shield」などもありますが、両方とも有料サービスです。お好みでご利用なさるといいかもしれません。私は両方、使っていません。

というわけで、これまで家庭内で一番ネットが弱かった主寝室のネット速度が4倍の50M→200Mとなったのでかなり快適になりました。HUAWEI Q2メッシュルータは子機3台つけて1,260元だったので、倍くらいの出費にはなったのですが、4倍のスピードになったということでお値段以上の買い物になったかな、と思っています。ちなみにHUAWEI Q2メッシュルータは中国のメルカリ的なアプリ「闲鱼」で800元で売れました。ほっ。

他にも、このLinksys Velopは非常に軽く、しかも発熱が少ないのがいいところだと思います。電源アダプタが少し大きめですが、安全のためと思えば問題ないですね。また2.4GHz、5GHzも自動的に切り替えてくれますし、その他のルータに最低限必要な機能は全てついています。トライバンドでAC6600、電波もかなり強いようです。1つのノードで180㎡をカバー、とのことですが、やはり壁などがあると変わります。できれば2つか3つパックでメッシュネットワークを構築するのがよいでしょうね。

もし家庭内ネットワークで速度や安定性に困っている人がいたら、私はこのLinksys Velopのトライバンドバージョンを間違いなく勧めたいと思います。さすが、Appleが公式で扱っているだけのことはあります。上記の通り、全て設定完了後にチャネルファインダーの設定を忘れずに!!

日本での購入は楽天市場にて。Appleストアよりも安く買えます(税込み価格です)。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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Appleがもう1つ扱っている、上記のLinksys Velopよりも安いOrbiのメッシュルータもちょっと気になりますが。。笑

記事は以上です。

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