Apple SVPのメールで判明!新型MacBook Proの最大メモリ容量が16GBまでの理由とは?

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Appleから新型MacBook Proが昨日未明に発表されたことは皆様ご存じの通りと思う(国際間移動をしていたため、当ブログにてタイムリーに情報をお伝えできず申し訳ない)。

最新のMacBook Proでも、最大メモリ搭載量は16GBまで

さて、このブログをご覧の皆様は新型MacBook Proのマルチタッチバー(Multi Touch Bar)などの華やかな外観変更や新機能もさることながら、肝心の仕様・スペックにも興味があることだろう。しかし今回の新しいMacBook Proで、15インチのフルスペックモデルをCTOで買ったとしても、メモリだけは最大でも16GBのままだ。これはなぜなのだろうか?

macbook-pro

Appleの公式見解はこれだ

このことについて、メディアの質問状に対するAppleからの回答としては、Appleとしては多くのメモリを搭載することで、UXに妥協が生じてしまうからだという。なぜなら、メモリが16GBよりも大きくなると、MacBook Proでバッテリー消費量が増加し、ノートパソコンとしては相応しくないバッテリーの持続時間になってしまうという。これは9to5Macが確認したもので、このメールの差出人は新製品発表スペシャルイベントの壇上で新型MacBook Proについてのスペックについて解説と演説を行ったあのAppleのフィル・シラー(Phil Schiller)SVP(シリア・ヴァイス・プレジデント、上級副社長)だという。

新型MacBook Proは様々な動作環境でもバッテリーが10時間持つことが謳われており、Appleは32GBのメモリを提供することでこの10時間を保てないことをよしとしないようだ。それが、メモリ容量が16GBにとどまっている公式な理由、ということになる。

なお、シラーSVPは更に、新しい13インチMacBook Proは標準が8GB、15インチのMacBook Proは標準が16GBとするとも発表していた。

 

通常は8GBでも十分、クリエイティブな作業でメインで使うなら16GB

通常のユーザにとっては、メモリは8GBあれば日常の生活や軽い作業であれば十分足りる。ただ、MacBook Proをクリエイティブなツールや主要な仕事道具として使うのであれば、16GBのメモリがあった方がいいだろう。

 

画蛇添足 One more thing…

私もメインで使っている2014年中期(Mid 2014)のMacBook Proはメモリが16GBだが、特に問題はない。ただ、Retina MacBookの8GBだと支障が起こることが多々あり。。ちなみにこの記事もMacBookで書いているが、時々メモリスワップが原因と思われる遅延が発生する。私の場合はクラウドサービスの利用が多かったり(iCloud等)、ブラウザのタブを大量に開くことが多いため、メモリを通常より多く使用することも原因の1つかもしれない。また、macOSが世代が進むにつれ、メモリ使用量が増えているような気もする。

私は32GBのモデルが出るまではMacBook Proの更新は待とうと考えている。またMacBookなど薄いモデルでメモリが16GBのものが出たら、こちらも買い換えたいと思っている。

記事は以上。

(記事情報元:9to5Mac

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