Apple、iOS/iPadOS 15.4.1をリリース、バッテリードレイン問題を改善。macOS Monterey 12.3.1やwatchOS 8.5.1も

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Appleは日本時間本日2022年4月1日未明(午前2時頃)に、iPhone用OS【iOS 15.4.1】及びiPad用OS【iPadOS 15.4.1】をリリースしました。一つ前のバージョン、iOS 15.4/iPadOS 15.4リリース(2022年3月15日)から半月でのリリースとなりました。iOS/iPadOS 15.4をインストールするとバッテリードレインが発生する問題が改善されているようです。なお、macOS Monterey 12.3.1もリリースされており、バグの修正が行われています。

iOS 15.4.1アップデートの内容・修正点、リリースノート

iOS 15.4.1 OTA Update

AppleはiOS 15.4.1のアップデートのリリースノートで、以下のように記しています。

このアップデートには、以下のiPhoneのバグ修正が含まれます:

  • iOS 15.4にアップデートしたあと、バッテリーが予想よりも早く消耗する可能性がある問題
  • テキストナビゲートまたは通知表示中に点字デバイスが反応しなくなる可能性がある問題
  • “Made for iPhone”補聴器で一部の他社製Appとの接続が解除される可能性がある問題

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

iPadOS 15.4.1アップデートの内容・修正点、リリースノート

AppleはiPadOS 15.4.1のアップデートのリリースノートで、以下のように記しています。

  • iPadOS 15.4にアップデートしたあと、バッテリーが予想よりも早く消耗する可能性がある問題
  • テキストナビゲートまたは通知表示中に点字デバイスが反応しなくなる可能性がある問題
  • “Made for iPad”の補聴器で一部の他社製Appとの接続が解除される可能性がある問題

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

iOS/iPadOS 15.4.1の主な変更点

iOS/iPadOS 15.4.1での主なアップデート内容は、基本的にはバグの修正やセキュリティアップデートとなります。特にiOS/iPadOS 15.4にアップデートするとバッテリーが早く消耗する、いわゆるバッテリードレイン問題に対応しています。AppleはiOS/iPadOS 15.4のバッテリードレイン問題に対して、システムアップデートをするとシステム内で様々な調整が必要になり、そこでバッテリーを消耗するのだと言い訳し、一般問題にすり替えようとしていましたが、結局の所小数点2桁アップデートをして対応したということは、やはり何かバグや問題点があったわけですし、暗にそれを認めたことになります。

いずれにしても、他にも修正点もありますし、セキュリティアップデートもあるはずですので、全ての方にアップデートが推奨されます。

その他のApple OSもアップデート

macOS Monterey 12.3.1

Mac用のmacOS Montereyも12.3.1にアップデートされました。

maOS 12.3.1 OTA Update

AppleはmacOS Monterey 12.2.1のアップデートのリリースノートで、以下のように記しています。

macOS Monterey 12.3.1には、Mac用のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。

このアップデートでは、以下の問題が修正されています:

  • Mac mini (2018)のセカンドディスプレイとしてUSB-CまたはThunderboltで接続された外部ディスプレイがオンにならない
  • 一部のBeatsヘッドフォンでオーディオを再生したあと、ゲームコントローラなどのBluetoothデバイスがMacから接続解除されることがある

Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

こちらでは細かいバグの修正が行われているほか、セキュリティアップデートも盛り込まれていると思われます。

watchOS 8.5.1

Apple Watch用のwatchOSも8.5.1にアップデートされました。バージョンが足並み揃わないのは以前と一緒ですね。

watchOS 8.5.1 OTA Update

なお、AppleはwatchOS 8.5.1のアップデートのリリースノートは特に記していません。恐らく、書くまでもない細かいバグの修正と、セキュリティアップデートがメインになっているかと思われます。

tvOS 15.4.1

AppleはApple TV用のtvOS 15.4アップデートもリリースしています。こちらはセキュリティアップデートとバグ修正となっています。

アップデートはOTAで可能

iOS/iPadOS 15.4.1へのアップデートは、端末の設定>一般>ソフトウェアアップデート、或いはiTunesから可能です。小数点2桁アップデートで、アップデータの容量は全体的に小さめです(macOS 12.3.1を除く)。私のiPhone 12 Pro MaxではiOS 15.4からのアップデートパッケージは302.9MBとなっています。

アップデートにかかる時間はデバイスやネットワーク環境などによって変わりますが、アップデート実行中には作業ができなくなるので、できるだけ時間に余裕を持って行いましょう。また、安定したWi-Fiが入るところで充電をしながら行うのが確実です。一番いいのは寝る前にダウンロードして、その後インストール(アップデート)指示をしておくことですね。

最新ハードウェアiPhone 13シリーズ/iPhone SE 5G等用を含む、iOS 15.4.1/iPadOS 15.4.1 オリジナルファームウェアのダウンロードはこちらから

最新の【iPhone 13 mini/iPhone 13/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max/iPhone SE 5G】用も含め、iOS 15.4.1/iPadOS 15.4.1のファームウェア(OFW)のダウンロードリンクはこちらです(順次アップデート予定)。

基本的にはiOSは最新バージョンにしか復元できないようになっていますが、先にファームウェアをダウンロードしておいて複数台をアップデートする、或いは一つ前のiOSでSHSHが発行されているバージョンへのダウングレードやバージョン維持復元の用途でお使いいただけると思います。

記事は以上です。

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