Appleは本日(2020年3月18日)夜、突如MacBook Airの新型モデル(MacBook Air 2020)をリリースしました。
MacBook Air 2020の特徴は、以下の通りとなります。
- CPUとして第10世代のIntel Coreプロセッサを搭載し、上位モデルではクアッドコア(4コア)のCore i7を選択できるように。動作クロックは低いが、13インチMacBook Proの第8世代よりも世代が新しく、i7は同等となる。
- キーボードが悪評のバタフライ構造キーボードを廃止し、シザースイッチ構造キーボードに。
- 内蔵メモリ(RAM)は最大16GB、3,733MHz LPDDR4Xメモリに。
というわけで外観などは殆ど変わらず、Touch Barも搭載せず、Touch IDはそのまま残されました。
上記3点はMacBook Airのこれまでの弱点を補うに余りあるもので、一気に私の欲しいスペックになってしまいました。笑
ただ、惜しむらくはメモリが32GBまで積めないことですね。もし32GBまで積めていたら、私は今持っているMacBook Pro 16インチと13インチを売ってこれを買っていたかもしれません。。笑
価格も、全部盛りにしても税別229,800円。MacBookにしては高くありません(といっても私はもうiPhone XS Maxの20万円超えやMacBook Pro 16インチの40万円超えを経験しているので価格感が若干麻痺しております)。
個人的には、グラフィック処理など余り重たい作業をしないのであれば、MacBook Airで十分かと思います。そして今回の2020年モデルは決定版だと言っても過言ではないと思われます。軽いですし、持ち運びにも便利です。画面の表示も申し分ありません。滅多に使うことがないTouch Barがなく、普通にファンクションキーなのもポイントが高いです。
しかしどうしてもメモリが32GB以上欲しいという方は迷わずMacBook Pro 16インチのCTOモデルを選びましょう。記事更新時点では、MacBook Pro 13インチはおすすめできません。CPUが少し古めですし、欠陥を抱えたバタフライ構造キーボードのままです。次世代が出るまで待ちましょう。
しかしMacBook Airはやはり素晴らしい外観ですよね。そのもとが作られたのはスティーブ・ジョブズの時代で、私も当時初代MacBook Airも買いましたが、このデバイスが出たら他のメーカーのラップトップPCがみんなこんな感じのデザインに変わってしまったのを思い出します。やはりエポックメイキング的なデバイスでした。それが今でも続いていることに感心しますね。暫くはずっとRetinaディスプレイが搭載されず冷遇されていたのですが、現在はかなり気合いを入れて推されているようです。実際一番売れているMacですしね。
記事は以上です。