Appleは新型iPadとみられる「A2200」と「A2232」の2つの新しいモデル識別子(モデル番号)を、ユーラシア経済委員会(以下EEC)データベースへの登録申請を提出しました。
これらは1つのリストにまとめられているため、似たようなモデルになる可能性があります(恐らく販売地域による電波仕様の違いか、Wi-Fi版とセルラー版などの違い)。これまでの噂によれば、これは既存の9.7インチiPadのアップグレード版として登場する、新しい10.2インチiPadモデル(iPad 7?)ではないかといわれています。
Appleは、今年初めにすでに5つの新しいモデル番号「A2197」「A2228」「A2068」「A2198」「A2230」をEECに登録しています。当ブログでもお伝えした通りです。
今回はこの5つのモデル番号に、更に2つのモデル番号が加わったことになります。
EECへの申告によると、7つのモデル番号のiPadすべてに「iPadOS 13」が搭載されることが明記されていることから、iPadOSの正式リリースが予定されているこの秋に発売されるものとみられます。
更にサプライヤーがある中国からの報告によると、7月に既に新しいiPadの量産が開始され、秋に発売される可能性があるとのことです。
ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタンなどの国々で暗号化関連の要素を含むデバイスを販売するには、EECへの提出が法的に義務付けられています。EECデータベースでは大まかな製品ジャンルとモデル番号及びOS(ソフトウェア)バージョン以外には特定の情報は詳述されませんが、基本的にはここに載るということ自体が発売が確実となる証拠となるので、Appleの新製品の秘密主義にも関わらず新製品の情報を知るための1つの重要な情報源となっています。
ちなみに上の画像の通り、既存のMacのモデル番号も同時にEECデータベースに登記されました。これらのモデルは秋にmacOS 10.15 Catalinaが搭載されると記載されています。ユーラシア経済圏で、既存のMacモデルが秋からリリースされるということなのでしょうが、既存のモデル番号なのでこれは注目に値しませんね。
いずれにせよ、秋に新しいiPadが販売されるのは間違いなさそうですが、画面サイズの種類が多くなりすぎてラインナップが複雑になり、初めてiPadを買いたい方は混乱しそうですね。
記事は以上です。
(記事情報元:Apple Insider)