Apple、年内に独自のコプロセッサを搭載した3機種のMacをリリースか

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Bloombergの記事によると、Appleは今年、独自のコプロセッサを搭載した3機種のMacをリリースするようです。MacBook(ラップトップ)とデスクトップの計3機種となるようで、カスタマイズされたコプロセッサを搭載するとのことです。情報元はAppleの製品計画に熟知した人物とのことです。

Mac Family

Macには、これまで2016年にリリースされたTouch Bar付MacBook Pro及び2017年末にリリースされたiMac ProにそれぞれT1とT2と名付けられたMacコプロセッサが搭載されていました。2018年には恐らくT3 Macコプロセッサが搭載されると予測されます。

Mac Co-Processor
BloomBergの記事の一部

Appleは既にiPhone、iPad、iPod Touch、Apple TVなどのiOS製品に、ARMアーキテクチャをもとに研究開発された独自のAシリーズチップを搭載しているほか、Aシリーズチップ内部のモーションコプロセッサ(Motion Co-Processor)やセキュリティチップ(Secure Element)も自社開発して搭載しており、更に最新のiPhone XやiPhone 8シリーズにはゲームやその他複雑な画像・映像処理のためのIntegrated GPUや、ニューラル・エンジン(Neural Engine)と名付けられたAIチップが初めて採用されています。

他にもApple Watchには初代からSeries 3まで全て独自のSiP(System in Package)チップのS1、S1P、S2、S3チップが搭載されています。更にAppleは、独自のワイヤレス通信チップとして、Appleは2016年にリリースされたAirPodsでW1チップを、そして2017年にリリースされたApple Watch Series 3でW2チップを搭載しています。

AppleはIntelやQualcommなどの大手チップメーカーのロードマップに沿わなくても、独自のチップのロードマップで製品開発ができるように徐々に着々と準備を進めていることになります。いずれ、MacのCPUも自社開発のものになるかもしれません。

今年のMacの3機種がどのMacになるかどうか、詳細はBloomBergは報じていませんが、恐らくTouch Bar付MacBook Proか、噂の新型13インチMacBook、そしてもしかしたらMac ProかMac miniがアップデートされるかもしれません。iMac Proがリリースされたばかりなので、Mac Proのアップデートは先になるかもしれませんが。。

記事は以上です。

(記事情報元:Bloomberg

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