Apple、一部のiPhone Xでかかってきた電話が受信できない不具合について調査中

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フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が本日、一部のiPhone Xで、受信した通話がすぐに受けることができないという不具合があるというユーザがおり、その後AppleがMacRumorsに対して、「この報告について調査中」と回答しています。

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この不具合については既にAppleのサポートコミュニティのうちいくつかのところで議論されていて、既に100人を超えるユーザから、iPhone Xに電話がかかってきても、10秒以上電話が取れない状態になったことが報告されています。それは、電話がかかってきたときに通常表示される受話画面(相手の番号或いは名前や、緑の通話ボタン、赤の通話拒否ボタンが表示される画面)が表示されないというもので、それによって電話を取り逃がしてしまうということです。サポートコミュニティでは、復元をすることで問題が治りましたが、数日したらまた問題が再発したという報告もあります。

インドのブログ、Piunika Webも、1月に同様の報告をAppleサポートコミュニティに出していますし、一部のユーザは11月のiPhone Xの販売開始当初からこの問題を報告しています。

問題を整理してみると、まずはiPhone Xに電話がかかってきたときに、いわゆる受話画面に切り替わらない問題が最初にあったようです。そしてその問題は現行一般向けでは最新のiOS 11.2.5で修正されましたが、少なくともiOS 11.2からその問題が発生しており、iOS 11.0代から発生していたという報告もあります。

Appleはこの不具合に対して調査中とのことで、データを収集しているところのようです。恐らく、将来的なiOSアップデートにて修正される可能性がありますが、それまではこの問題が起こるかもしれないということを頭に入れておいた方がよさそうです。しかし緊急や重要な電話が受けられなかったりすると、ビジネスや日常生活にも影響して不便ですよね。

AppleのiPhone Xには、ごく一部の端末ではありながら、いくつも不具合が報告されています。例えば緑色の線が入る、温度が低い時に突然フリーズしてしまう、そして背面カメラのオートフォーカスがうまく作動しない、などです。

Appleは今年6月に発表され9月にリリースされるとみられる次世代iOSのiOS 12で、いくつかの新機能の搭載を諦め、パフォーマンスと品質・安定性の向上を図るとされています。確かにiOS 11は非常に問題が多いiOSといっても過言ではありません。

他の機能を重視するあまり、本来の「携帯電話」としてのiPhoneの通話機能が疎かになってしまうのは由々しい問題です。とはいえ、SNSやメッセンジャーアプリが発展している昨今、私は殆ど通話は使わないのですが、皆さんはどうでしょうか?

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors

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