アクセサリメーカーとして名高いAnkerが、MFi認定のUSB-C to Lightningケーブルを今年3月に、そしてUSB-C to オーディオケーブルを4月に発売するとCESの直後に発表しました。これまで、USB-C to Lightningケーブルは既にBelkin(世界初サードパーティによるMFi認証取得USB-C to Lightningケーブル)やGriffinからも発売が発表されています。
Appleからは既に販売されているもので、重複にはなるのですが、Appleのケーブルは被覆が貧弱で、壊れやすいという特徴があります。また価格も高いため、サードパーティによるケーブルの登場で、より丈夫でより価格競争力のある製品をユーザが選ぶことができるようになりそうです。
なおAnkerのPowerline + USB-C – Lightningの両端にはアルミ製のオーバーモールドがあり、ケーブルの全長にわたってナイロンで補強されています。パワーライン(電力供給)を兼ねたバージョンのケーブルは、優れた耐久性のためにケーブル自体にアラミド繊維を使用しています。Ankerによると、アラミドバージョンの曲げ寿命は他のどのケーブルよりも5倍長いということです。AnkerのUSB-C to Lightningケーブルは1mと2mの長さで販売が開始されます。
またAnkerは4月にLightningオーディオアダプタとUSB-Cの変換ケーブルもリリースを予定しています。これによって、ユーザーは自分のMacまたはiPad ProでLightning EarPodまたはMFi認証取得済のLightningヘッドフォンをUSB-C経由で聴くことができるようになるということです。
各有名メーカーで出揃うことになりそうな、MFi認定USB-C to Lightningケーブル。個人的にも、上記のAnker、Belkin、Griffinなど世界的な有名なメーカーのものを買うことをお勧めします。名前も知らないようなメーカーのものは、MFi認証マークがパッケージなどに書いてあっても嘘の可能性があります。ラベルなどを参考に、Apple公式のMFi認証製品検索サイトでモデル番号かUPC/EANを入力することでデータベースにあるかどうかを簡単に調べられますので、怪しいメーカーのものを見つけたらご自身でお調べになることをお勧めします。なお、同じブランドでも違うケーブルで取得していても他のケーブルでは取得していないという、いわゆるズルをしているパターンが中国のメーカーには散見されますので、必ず該当のケーブルのモデル番号かUPC/EANを入力するようにすることをお勧めします。
特に電源周りでお使いになる場合は、安物ではなく必ずMFi認証取得のケーブルをお使いになることをお勧めします。個人的には、モバイルバッテリーも含めてAnkerが好きなので、Anker製を買おうかと思っています。せっかくMacBook Proも新調しましたしね(ドックは買いましたが、やはりできるだけPDに対応したUSB-Cから給電したいです)。いずれ、中国メーカーでは唯一?信頼できるシャオミ(小米、Xiaomi)の参加のZMI(紫米)のMFi認定ケーブルも出てくるかもしれませんので、それも楽しみにしています。
ただ、今年の新型iPhoneからはもしかしたらUSB-Cコネクタになるかもしれませんので、入手予定の人はUSB-C to USB-Cのケーブルも丈夫なものを買う必要が出てくるかもしれません。
記事は以上です。
(記事情報元:Apple Insider)