当ブログにてイチオシで紹介している、
中国ネット規制回避方法の切り札、「12VPN」。
MacやWindows用に用意されている12VPN専用接続アプリVPNGUIがバージョンアップしたことは以前の記事に書いたが、そのVPNGUIがAppleが既にデベロッパー向けにリリースしているOS X 10.10 Yosemiteのベータ版に対応、更にiOS用のプロファイルがiOS8のベータ版にも対応していることがわかった。
12VPNの専用接続アプリVPNGUIがOS X Yosemiteに対応
Mac用の次世代OS、「OS X 10.10 Yosemite」。現在デベロッパー向けにベータテストが行われており、今秋にもリリースされる予定だが、12VPNはこのベータ版にもいち早く対応している。
現在まだOS X Yosemite用VPNGUIはベータ版だが、GUIがOS X Yosemiteに最適化されている。
なお、旧版の接続アプリViscosityは現状ではOS X Yosemiteでは動作しない。
12VPNのiOS用プロファイルがiOS8に対応
来月にリリースされる予定の次世代iPhone「iPhone6」に正式に搭載される予定の次世代iOS、「iOS8」。このiOS8もデベロッパー向けにベータテストが行われているほか、一般向けにもパブリックプレビュー版がリリースされている。
iOS8ではVPN接続方式に、従来のPPTP、L2TP、IPSec、Ciscoに加え更に現在Windows8でサポートしているIKEv2方式を追加しているが、12VPNではiOS8用にはIPSecの代わりにこのIKEv2方式をサポートしている。12VPNのiOS8用プロファイル(iPhone/iPad兼用)はここからダウンロード可能だ(12VPNへのログインが必要)。
なおIKEv2ではIPSecよりも電力消費が少なくなるため、モバイルユーザに最適とのことだ。
中国ネット規制の現状。。回避にはVPNが必須
現在中国では、当ブログで何度かお伝えしたとおり先月LINEに対する規制を開始していることも考えると、相も変わらずネット上のアクセス規制や検閲を強める方針を崩していない。6月の天安門事件前後でのGoogle系サービスへの規制は少し緩和されたが、それでもまともに使えるとはいえないのが現状だ。
また、最近の情報ではSSH方式での接続に監視が強化され、SSHでの接続を続けるとその接続先へのブロックがすぐに行われるようにネット監視システムの改変が行われているという。SSH方式はこれまで中国のアクセス規制があまり及ばず、Proxyの設定だけしてしまえばほぼ繋ぎっぱなしで簡単で、速度も速いため使っている人も多かったと思うが、ここにきて目をつけられた形だ。SSH方式での接続は現在は避けた方が良い。
12VPNでは主にOpenVPNやIPSec接続の他、VPNGUIではHiddenやStealthVPN等の接続方式であの手この手でVPNへの接続を塞ごうとする追っ手をかわす動きをしている。
現在の私のお勧めの12VPNでの接続方式は、VPNGUIでもっともPingが速いところを見つけてその附近にnitcheサーバを設定し、StealthVPNで接続。今のところこれが最強のようだ。
ますます便利になる12VPN
上記のように新しいOSやデバイスにいち早く対応する12VPNは、非常に頼もしいサービスといえよう。
12VPNは当ブログ専用の30%オフクーポンがあるので、
ぜひご利用いただきたい。
中国に駐在されている方など、お盆休みもそろそろ終わり、中国に戻られる方も多い方と思う。
12VPNの導入で、中国でアクセス制限されていたサイトも、
まるで日本にいた時のような快適さで見ることができる。
ぜひご検討を。
記事は以上。