最近脱獄証拠画像や映像が複数公開され、
にわかに盛り上がっているiOS7.1.1やiOS7.1の脱獄界隈。
その中でもiPhone5cのiOS7.1.1の完全脱獄証拠映像を投稿したり、
evasi0n7の開発元であるハッカー集団evad3rsへの痛烈な批判などで、
現在渦中の中心人物となっている著名なハッカー@i0n1cが、
最近Twitter上でよくつぶやいているサイトがある。
Hehe… so if there are 10 million jailbreakers an iOS 7.1 jailbreak is 0.3 cent worth in their eyes. https://t.co/jwzVHDJa22
— Stefan Esser (@i0n1c) 2014, 5月 21
そのサイトとは「isios7jailbrokenyet」というもので、
最新iOS7の完全脱獄ツールをオープンソースで公開した開発者に対しファンドによる懸賞金をかけようというものだ。
2014年5月22日時点で既に30,372米ドル(約300万円)集まっており、
サイト自身も既に1532件ツイート、Facebookでも3300件いいね!されており、
それなりに注目を集めているといえるだろう。
審判はこの人達。
なお懸賞金を出す脱獄ツール開発者への条件は以下の5つだ。
1. iOS7を搭載したiPhone (4S、5、5c、5sを含む)を脱獄できること
2. iOSの最新バージョンをサポートしていること。
3. 完全脱獄(紐なし脱獄=Untethered Jailbreak)で、一般ユーザにも使えること。
4. ツールは一般公開され、無料であること。
5. OSI公認ライセンスに基づきリリースされていること。
@i0n1cはここの影響力を強調することで、
iOS7の脱獄に多くの人が注目していることをアピールしたいようだ。
しかし今年のWWDCの基調講演が日本時間6月3日AM2:00に決定し、
そこでiOS8のリリースが発表される公算が高まった今、
iOS7.1.1の脱獄にどれほど意味があるのか、
冷静に考えると懐疑的にならざるを得ない。
記事は以上。