Canalysが数日前に発表したマーケティングレポートによると、
今年の第1四半期(Q1)の世界でのスマートフォンの売上げの中で、
ディスプレイサイズが5インチを超えるデバイスの販売量が3分の1を占めていることがわかった。
5インチディスプレイのQ1での販売数量は9,000万台となっており、
スマートフォン市場の中で最も成長が速い分野だという。
Apple(アップル)とSAMSUNG(サムスン)の特許訴訟の間に証拠として提供された資料の中で、
Appleが既に大画面のスマートフォンについて興味を持っていることがわかっている。
そんなわけで今年リリースされる次世代iPhoneの「iPhone6」には4.7インチと5.5インチの2つのバージョンが用意されるという情報がまことしやかに流れているというわけだ。
世界的な消費者の動向としても現在は大型ディスプレイ搭載のハイエンドスマートフォンを買う傾向が強まっており、
そしてAppleがその分野において「欠席」が続いている状態はいずれ解消されるだろう。
面白いのは、5インチ以上のディスプレイサイズのデバイスは、
現在ハイエンドスマートフォン市場の47%を占めており、
小売販売価格も500米ドルくらいとなっている。
そして残りの53%のうち87%がiPhoneだったりする。
現在の全スマートフォン市場では、
5.5インチを超えるディスプレイサイズのスマホは12%しかなく、
22%のディスプレイは5〜5.4インチの間に収まっており、
残りは5インチより小さいものとなっている。
もちろん4インチかそれ以下のiPhoneもそこに含まれることになる。
上記の通り今年Appleは2種類のiPhone6をリリースされるとされているが、
そのうち4.7インチディスプレイの解像度は1,704×960になるといわれており、
5.5インチディスプレイモデルはディスプレイの供給の問題で販売時期が遅れるといわれている。
記事は以上。