xiaolong 
現在iOS脱獄をしている脱獄犯・脱獄フリークは、
みなiOS6かそれ以下に留まっているため、
iOS7の脱獄を心待ちにしているところではないだろうか？
そんな脱獄犯の皆さんに、
海外のメディアRedmond Pieが新しい情報をもたらしている。
現在まだ完全脱獄（Untethered Jailbreak、紐なし脱獄ともいう。iOSを再起動しても脱獄状態が続く）ツールの完成にはまだ一定の距離があるものの、
このiOS7の脱獄については鋭意開発が進んでいるところということだ。
元ネタは中国のリーク大王ことC科技のブログ記事（中国語）。
毎回iOSの新しいバージョンが発表されるたびに、
人々の目は”脱獄”ができるかどうか、脱獄に影響するかということに集中する。
先日iOS7.0.2がリリースされた時には、
脱獄界隈では超有名で神レベルのハッカーMuscleNerdが、
Twitter上でこのアップデートは脱獄に影響がないのでアップデートしてよい、
とつぶやいたこともあるほどだ。
iOS7上でのCydiaの動作はそれほど快適ではないかもしれない。。
しかし脱獄後のCydiaの動きの緩慢さについては我々も慣れている。
それよりも、Appleが安全と豪語するiOS上で、
確実にCydiaが動作することの方が求められているといえる。
iOSデベロッパーの@Cjoriは現在全力で脱獄ツールの開発に取り組んでおり、
上の1枚と下の数枚の画像は、
iOS7にアップグレードしたiPhone4 GSM版（A4チップ搭載機）で、
実際に彼のツールによってCydiaが動いているところのスクリーンショットとされるものだ。
既出のRedmond Pieが@Cjoriから得た情報によると、
彼はOpenSn0wを通してiOS7のA4デバイス（iPhone4）での不完全脱獄（Tethered Jailbreak、紐付き脱獄ともいう。再起動すると脱獄状態が外れ、母艦に接続して脱獄をもう1度しないと使えなくなる不完全なもの）を実現したという。
iOS7のCydiaのSDKは再編集され、
またこのプロセスで使用したUNIXスーパーツールで発生した問題は、手動で調整しているという。
この不完全脱獄ツールのリリースについて言及されると、
@Cjoriは脱獄後のデバイスの動作状況があまり安定していないため（つまり一般ユーザー向けではないという意味であろう）、
現在はツールを急いでリリースする予定はなく、
いずれ動作が安定したらリリースについて考えるということだ。
これらの写真の真偽については、時間が証明してくれるだろう。
完全脱獄については、iOS6の完全脱獄ツール「evasi0n」をもたらしたハッカー集団、
Evad3rsに委ねられていると言っても過言ではないが、
今のところEvad3rsからはiOS7の完全脱獄ツールのリリース時期について具体的な言及はない状態だ。
（以下脱獄豆知識）
Cydiaの父である@Saurik（Jay Freeman）は以前はiPhone向けアプリの開発をしており、
彼が開発した動画撮影ができるアプリがAppleの審査を通らなかったことから、
Appleの審査を通らなかったアプリのみを専門に集めるCydiaアプリマーケットを一気に作り上げたという。
記事は以上。