iOS6.1.3/iOS6.1.4用の脱獄ツールの開発進む、バグフィックスに問題

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iH8sn0w

iOS6.1.3/iOS6.1.4のA5チップ以上搭載デバイス対応の完全脱獄ツール、
どうやらリリースまでにはまだ超えなくてはいけない問題があるようだ。

Windows用iOS脱獄ツール「Sn0wbreeze」の開発で著名なハッカー@iH8sn0wが、
彼自身の公式ブログで、
iOS6.1.3/iOS6.1.4用のA5チップ以上搭載デバイスの脱獄状況について記載している。

内容は以下の通り(意訳している)。

「AppleはiOS7(iOS7.0)の普及のためにiOS6.1.3とiOS6.1.4の認証を終了したが、
未だにiOS6.1.3やiOS6.1.4を保っていた人も多いだろう。
どうやらそれが最良の方法となりそうだ。

iOS6.1.3/6.1.4のA5デバイス以上の脱獄状況の全ては以下の通りだ。
我々は内部で発生するバグのフィックスに集中している。
バグとは、アプリケーションがUI Cacheから自分自身を消してしまうというものから、
iMessageとFacetimeのアクティベーションがうまくいかないというものまで。
(合法のSIMを入れたとしても。)
これらのバグの修正のために時間ばかりが経っているが、
今のところ何もいいアイデアがない状態だ。
嘘はついていないよ。
脱獄ツール開発進行状況のバーを公開して毎分更新するようなものでもない。笑
私は更に脱獄ツールの進捗について具体的な投稿をしていきたいと思う。
twitterにて@winocm @iH8sn0w と@SquiffyPwnをフォローして欲しい。」

ということだ。
アプリケーションが自らを消してしまうのも困るし、
iMessageとFacetimeが使えないと不便ではあるので、
そこの問題は早くクリアして欲しいところだ。
わざわざ@iH8sn0wがこの問題に言及したと言うことは、
このバグが最大のもので、他はほぼクリアしていると考えてもいいかもしれないし、
もっとバグが沢山あるのかもしれない。

ちなみにiOS6.1.3/6.1.4で脱獄ツールを出してしまうと、
iOS7用の脱獄ツールでその脆弱性が使えなくなるじゃないか!
と焦る人には朗報が。
今回のツールで使う脆弱性はiOS7では既に塞がれており、
iOS6.1.3/6.1.4には残っているというものだ。
だから安心してiOS6.1.3/6.1.4の完全脱獄ツールのリリースを待てばよいことになる。

ハッカー集団evad3rsはiOS7用脱獄ツールの開発に、
そして@iH8sn0wや@winocmがiOS6.1.3/6.1.4用の脱獄ツールの開発に勤しんでいると考えて良さそうだ。

記事は以上。

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