中国ネット規制回避の新鋭「つながるNow」、9月の更新内容

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つながるNow

当ブログで、中国ネット規制回避サービスの切り札「12VPN」と共に、
非常にコストパフォーマンスが高く、
日本語での対応が素晴らしい「つながるNow」もイチオシでお勧めさせてもらっている。

その「つながるNow」が、
9月にまた色々な更新をしているので詳細にお伝えしたい。
なおここまでの情報は一般に公開されていない。
以下はつながるNowの運営者から直接もらった情報だ。

■つながるNow専用クライアント・オールインワン接続ツールの更新

1. IKEV2接続のWIN7対応

前バージョンではWindows8のみ対応だったが、
今回の更新ではとある問題を解決し、
Windows7でも使えるようになった。
IKEV2接続のメリットは、
接続時の速さ(2〜3秒で接続完了)及びMobile IPへの対応。
Mobile IP対応することで、
外出先で地下鉄の入り口など電波の悪いところに入ると普通のVPNは接続が切れて再接続が必要だが、
Mobile IPに対応したIKEV2であれば接続が切れることなく自動的に接続を保てるというメリットがある。

2. Cisco IPSec接続への対応
Windows OSはデフォルトではCisco IPsecを使用することができないため、
とあるソフトをインストール必要があるが、
つながるNowの専用クライアントを使用すれば、
そのソフトのインストールや、複雑な設定は一切いらず、全てワンクリックで利用できる。
ただし、OpenVPNと同様、
初回利用時はソフトウェアドライブのインストールが必要。
その後は、すべてワンクリックで利用できる。
(cisco/**bit/*.exe では一部のセキュリティ・ウイルス対策ソフトで、
ウイルスとして認識される場合がある。
その場合は信頼リストに追加してから利用すること。
(Microsoft Security Essentials、Avira、ESET Smart Security、McAfee、Kaspersky 最新版ではvirusとして認識されない)
このCisco IPSecプロトコルを搭載した接続クライアントは、
つながるNowが初と思われる。

3. OpenVPNの強化
OpenVPNのUDPモードを開放し、
ハンドシェイク及び通信時の暗号化レベルを上げた。
また、1時間毎に断線してしまうバグを修復済み。
さらに業界初のランダムポート機能を専用クライアントに搭載した。
つまりとあるポートが塞がれたとしても、IPアドレスが使える限り、OpenVPNが利用できる!
※携帯での利用者や専用クライアントを利用できない会員は、プロファイルを更新する必要がある。

4. 接続クライアント全般の改善
・接続ウィザードの追加(初回実行時に推薦設定が表示され、初心者に親切な設計)
・右下のトレイ欄で色分けのアイコンで接続状態を表示
・クライアントの認証サーバのロードバランス対応(一基がダウンしても、自動的にもう一基に切替、全部ダウンした場合はローカルのキャッシュファイルを通して、接続フォームに入ることができる)
・いくつかのバグの修復及びオプションの追加(常に一番手前に表示、ログイン後自動的に最後に接続したサーバーに接続、UDPモードなど)

5. ヒカリ接続の追加
すでに追加されてますが、まだ公開されている。
使い方はSSHと同じくSocksプロキシの設定が必要。
ヒカリ接続はまだ実験段階だが、かなりスピードがでる模様。
WindowsXP〜Windows8の全てのバージョンで利用できる予定。

このように常に機能追加、バグの修復を繰り返しているつながるNow。
それでいて値段を変えず、非常に高いコストパフォーマンスを保っている。
そして何と言ってもこのつながるNowのサービスのいいところは、
日本語による迅速丁寧な運営者のサポートだ。
中国でtwitter、Facebook、Youtubeなど普通アクセスできないサイトを利用したい人は、
ぜひその選択肢の1つとして加えて欲しい。

※つながるNowの申し込みはこちらから。

※12VPNの申し込みはこちらから。

記事は以上。

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