iPhone SIMロック解除(SIMアンロック、SIMフリー化)まとめ(2020/08/08更新)

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iPhoneの「SIMロック解除(SIMフリー化)」の方法を、方法別にまとめてみました。

そもそも、iPhoneの「SIMロック解除」って何?

iPhoneにSIMロックをかけているのは携帯電話通信業者、通称キャリアです。

日本のSoftbank・auやdocomoで販売されている全てのiPhone、また海外でも一部のキャリアで販売されているiPhoneは、そのキャリアでしか使えない「SIMロック」というものがかかっています。

キャリアのSIMロックと、SIMロック解除とは

日本のソフトバンク/au/docomoで販売されているiPhoneは、基本的にSIMロックがかかっていて、購入したキャリア或いはそのキャリア所属のMVNOのSIMしか使用することができないようになっています。また海外のキャリアでも国によってはSIMロックをかけているところがあります。

現在はこの日本三大キャリアも法令により、iPhone 6s以降は公式でもSIMロックを解除してもらえますが、ソフトバンクとauは購入から180日以降でないと解除できないという煩わしい点があります(docomoも初回契約から半年経っている必要があります)。そしてiPhone 6を含むそれ以前に発売された機種はいくら時間が経っていても解除してもらえません。

また、一部の方はオークションなどで端末を落札したら、キャリアのSIMロックがかかっていて、キャリアも解除に応じないということがあるようです。そしてそれについて出品者に連絡してももう連絡がつかない、という困った事情があるようです。

これらのまだ購入や契約後時間が経っていなくて解除不可能、或いはキャリアが解除に応じない機種のSIMロックを解除し、他のキャリアや海外に出かけたときにSIMフリー版として使えるようにするのが、「SIMロック解除」「SIMフリー化」ということになります。

同国の他のキャリアSIMを挿しての使用を制限

キャリアが国内の他のキャリアが使えないようにSIMロックをかける理由は、基本的に2年契約等長期間契約を約束することで端末を安く販売しているため、キャリアはその分持ち出しが多く、他のキャリアに移行されてしまうと損失が出てしまうためだといわれています。現在でも180日以降という条件があるのは、半年ほど契約してもらわないと儲けが出ない、ということなのでしょう。

国外のキャリアSIMを挿すことも制限

また日本国内でSIMロックがかかっているiPhoneは、国外のキャリアのSIMについても、国外ローミング費用を稼ぎたいという理由のためと思いますが、使えないようになっています。海外のSIMロックがかかった端末も同様です。

上記の制限を外してSIMフリーにすること、それが「SIMロック解除」

上記の制限を外し、他のキャリアのSIMでも使えるようにするのが「SIMロック解除」で、SIMアンロック・SIMフリー化」ともいわれます

当ブログでは便宜的に「SIMロック解除」と呼ばせていただきます。

※なお、SIMロック解除を脱獄(ジェイルブレイク、Jailbreak)と混同している方も多いようですが、脱獄を利用したSIMロック解除方法以外、基本的に脱獄とSIMロック解除は関係のないものです

iPhoneのSIMロック解除のメリット

3つにまとめてみるとこんな感じです。

  1. 海外で現地SIMを使用できる。
    →例)海外に長期出張するので、Softbank版のiPhoneで、海外のSIMを使いたい。
    日本国内キャリアの国際ローミング費用を払うことなく、現地のSIMを使うことで、通話料や通信料を節約できます。
    1日や2日の旅行では国際ローミングでもそれなりに我慢できると思いますが、長期にわたる海外での生活をされる場合は現地のSIMを使った方が費用を抑えることができます。比較的長い出張が多い方や、長期での海外生活をされる方にオススメです。
  2. 日本国内版のiPhoneで、国内の違うキャリアのSIMを使用できる。
    →例)Softbankやau版のiPhoneで、docomoのSIMを使いたい。
    docomoはやはり電波がいい、という昔からの伝統もあります。また家族や友人とキャリアを合わせて家族割や通話料無料になることを狙ったり、自宅や職場などよく使う環境でよりよいキャリアに変更したい、というのもSIMロック解除の大きな理由にもなる。
  3. 違うキャリアのMVNO SIMを使用することができる。
    →例)Softbank版のiPhoneで、docomoのMVNO SIMを使用したい。
    恐らくこれが最も日本ではSIMロックの需要があるといえる使い方ではないでしょうか。
    docomoのMVNO(現在日本で出回っているMVNOは殆どがdocomo回線利用)はdocomoのiPhoneがあればSIMロック解除しなくても使用できますが、Softbank版やau版では使用できません。
    そこでSoftbank版やau版をSIMロック解除することで、目的に応じて自由度が広がり、また通話料・通信料を節約できるMVNO SIMが使えるようになる、というわけです。SoftBankやau系のMVNOもあることはありますが、選択肢が極端に少ないため、選びにくいという現状もあります。

まとめの前提

SIMロック解除にはいくつかの方法がありますが、機種やベースバンドのバージョンによってできたりできなかったりすることがあるので、以下のようにまとめてみました。

  • SIMロック解除方法別
  • iPhone機種、BB(ベースバンド=モデムファームウェア)、iOS別

※基本的にこのブログでは日本語で説明しているので、解除の対象を需要が最も多いと思われる、日本SoftBank(ソフトバンク)版・au版・docomo版限定とします。

※なお、情報は常に変わっていくものなので、この記事が最新情報とは限りません。記事の更新日の情報として参考にしていただければと思います。

※不確実な方法については基本的に紹介していません。確実と確認できた時点で、このまとめに反映していきます。

※大事な注意点:SIMロック解除については全て自己責任にて実行してください。

SIMロック解除方法その1:ファクトリーアンロック

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別名「IMEIアンロック」とも呼ばれる、まさに究極のiPhoneのSIMロック解除の方法です。

端末を送ることなく、IMEI番号等の端末情報を送るだけで遠隔層による完全なSIMフリー化が可能で、アンロック後のiOSのバージョンアップや復元も問題なくできるのが特徴です。正に魔法のようなSIMロック解除方法といえるでしょう。私自身も自分で試した時に感動したほどです(それまでさんざん苦労してきただけに。。)。

そしてその感動を皆さんにお伝えしたいという気持ちもあり、当ブログでもファクトリーアンロックサービスを提供しているのでぜひご利用ください

■ファクトリーアンロックのメリット

  • iPhone本体を送る必要はありません。
  • 脱獄(ジェイルブレイク)作業の必要はありません。
  • SIMアダプタ(SIM下駄)の購入の必要はありません。
  • 特殊なアプリケーションのインストールは必要ありません。
  • iOSのバージョンアップや復元が従来通り可能です。
  • 解除前のiOSやベースバンドのバージョンには一切関係なくSIMロック解除が可能です。

■注意事項

  • キャリアステータスが×(赤ロム)の端末や、アクティベートできない端末は解除できないことがあります。
  • 急に対象機種が変わったり、サービスそのものが停止したりするので、最新情報は上記参照サイトをチェックしてください。

■対象機種

最新情報は当ブログのファクトリーアンロックサービスページをご参照ください。

■お申し込み

当ブログのファクトリーアンロックサービスページにてお申し込みください。

SIMロック解除方法その2:SIMロック解除アダプタ(SIM下駄)によるアンロック

SIMの下に、フレキ基板+チップで構成されたSIMロック解除アダプタ(通称SIM下駄)をかまして、キャリアを偽装する形でSIMロック解除する方法です。

iPhone 5発売以降は3Gが解除できない、または解除できても非常に不安定という状況が続いていきましたが、2017年4月にそれを解決するSIMロック解除アダプタが登場しました。その名も【スマートキングX(SMARTKING X)】。1枚でiPhone 5以上のSoftBank(ソフトバンク)/au/docomo版の全ての機種に対応します。iOSバージョンやBBバージョンも関係なく解除ができます。

■SIM下駄スマートキングXの注意事項

  • 今回のSIM下駄「スマートキングX」はキャリアの偽装ではなく、ネットワーク認証許可を得る過程を回避する、という方法がとられています。従って、今後のApple側によるネットワーク認証方法が変更・対策されて使えなくなる可能性があります。その場合、OTAアップデート等は可能ですが、iTunesに接続した復元をするとSIM下駄が使えなくなる可能性があります。
  • SIM下駄とSIMを入れ替えると、そのたびにアクティベーションが発生します。そのため、必ずWi-Fi環境下でSIMカードの入れ替えを行う必要があります。
  • APNが設定されないため、特に日本のSIMについてはあらかじめ、或いはアクティベーション後にWi-Fi環境下でキャリアプロファイルによるAPNの設定をする必要があります。
  • SIMカードの下に物理的なフレキ基板を挟む形となるので、全体的に通常より分厚くなり、SIMトレイの挿入が固くなります。無理矢理挿したり抜いたりすると、場合によってはSIMカードスロットの破損や中にSIMが刺さったままという状態になり、修理をしなければならなくなることがあります。
  • 常にICと通信をするので、バッテリーの持ちが悪くなるかと思われます。

そして、実際に2017/10/4にリリースされたiOS 11.0.2でアクティベーション対策されてしまいました。

重要!注意!

2017/10/4にリリースされたiOS 11.0.2によってアクティベーション方式が見直されたことで【スマートキングX】が対策されてしまい、アクティベーションが不可になった。対策方法もあるが大変複雑になり、場合によってはオールリセットが必要になっている。以下が具体的な方法の解説ページ。

現在スマートキングXを使っている人はiOS 11.0.2以上に上げないように。また既に上げてしまった人は上記の手段で使用できるようにするしかない。

そしてSoftBank/AT&T/Sprint版の人はバージョンアップしても問題ないファクトリーアンロックをお勧めする。

詳細は以下のページをご覧ください。

直接ご購入いただく場合はこちらです。

なお、SIM下駄については別途当ブログ記事でもまとめています。

SIMロック解除方法その3:ロジックボード交換によるSIMフリー化

2013年から当ブログでサービスを受け付けていました。シャーシ(筐体)やその他の部品はそのままに、SIMフリー版のロジックボード(基板)に丸ごとすげ替えるというサービスで、こちらも完全にSIMフリーとなる方法でしたが、2016/2/20にファクトリーアンロックサービスの解除の方が安価で安定していたため、サービスを終了いたしました。

SIMロック解除方法その4:チップ交換によるSIMフリー化

2012年から、当ブログでも受け付けていた、ベースバンドチップ(BBチップ、モデムチップ)をSIMフリーのものにはんだ付けで載せ替えるというサービスでした。ただ、この方法ではアップデートができない、復元ができないなどのデメリットが大きく、上記ロジックボード交換のサービスの方が安定していたため、既にサービスを終了しております。

SIMロック解除方法その5:脱獄tweak ultrasn0wを使ったアンロック

iPhoneを脱獄(Jailbreak)した後、Cydia経由でSIMロック解除用アプリ(tweak)ultrasn0wをインストールし、SIMロック解除する方法です。脱獄さえできれば、あとは非常に手軽なSIMロック解除方法でした。

但し対象機種や対応ベースバンド(BB)のバージョンが相当古いまま停まっており、現在この方法で解除できる機種は今となっては非常に古い機種のみです(iPhone4、iPhone3GSのみ)。

redsn0w等のツールを使用して、対応するBBにダウングレードしてからultrasn0wでSIMロック解除する方法もありますが、ダウングレードするには基本的に対応したiOSのSHSHが必要となります。

Ultrasn0wによるSIMロック解除対応機種とベースバンドバージョンは以下の通りです。

■iPhone4

  • 01.59.00 (iOS 4.0〜4.0.2)

■iPhone3GS、iPhone3G

  • 04.26.08 (iOS 3.0/3.0.1)
  • 05.11.07 (iOS 3.1〜3.1.2)
  • 05.12.01 (iOS 3.1.3)
  • 05.13.04 (iOS 4.0〜4.0.2)
  • 06.15.00 (iOS 3.2) ※iPad用BBを導入する方法。但し、GPSが使えなくなってしまうというデメリットがあります。。

SIMロック解除方法その6:SAM ticketを使ったアンロック

※※現在はできないので要注意!※※

具体的なやり方はこの記事を参考にしてください。

以前上記の記事を書いた日の数日間に、幸運にもSAM Ticket(Lockdownフォルダ)を保存した人のみ、
iPhone4S/4/3GS/3GにてSIMロック解除が可能です。それを持っている人は、現在でもSIMロック解除は可能です。

当時のPhone4S/4/3GS/3Gで脱獄してあれば、iOS・BB共にどのバージョンでも関係なくSIMロック解除ができます。

※なお、SAM Ticketはその機体とSIMキャリアを関連づけた固有のものですので、他人のものを借りてきたり、他機種、他キャリアSIMでSIMロック解除しようとしても不可能ですので、要注意となります。

記事は以上です。

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この記事を書いた人

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