iPhone4SのSIMロック解除(アンロック)の方法の中でも、
SIM下駄(当ブログまとめ記事参照)を使うのが一番コストもかからず手間がかからない。
そのSIM下駄の中でも現在の所決定版なのが「heicard」。
復元(アクティベート)SIMが必要なく、
純正SIMトレイが使えて、
電力消費を最も抑えることができ、
何と言ってもまだニセモノが殆どないのが「決定版」の理由だ。
私も深圳にて、香港のSIMをSoftbank版iPhone4Sに入れ、
heicardにてSIMロック解除して使っている。
heicard日本総代理店キングモバイルさんの公式サイトにも方法が載っているが、
少々書き足りない部分もあったので、
私が実際に使っている様子も入れながら使い方の解説してみよう。
・Step 1
heicardをパッケージから取り出す。
パッケージは透明プラの部分が開くようになっている。
・Step 2
heicardに貼っている保護シールのようなものを剥がす。
・Step 3
iPhoneでSIMフリーにした後に使いたいSIMを載せる(貼り付ける)。
nano SIMにした人はアダプタも一緒に載せること。
※方向間違いに注意。
・Step 4
iPhoneから純正SIMトレイを取り出し、
Step 3でSIMを載せたheicardを入れる。
※その際力を入れてheicardを折り曲げないように注意。
フレキ基板の中の導電体が折れて使えなくなる。
・Step 5
iPhoneにStep 4でheicardを載せた純正SIMトレイを戻す。
iPhoneにキャリア選択の画面が出るので、
現在使っているiPhoneの標準キャリアを選ぶ。
(Softbank版ならJP Softbank)
network settingでGSM OnlyとGSM/WCDMAと出るので、
日本ではGSMが廃止され、
3Gが必要なので下のGSM/WCDMAを選択する。
海外でGSM(2G)しか使わない人はGSM OnlyでもOK。
成功の表示が出るので、
了解ボタンをタップ。
左上のSIMなし表示が検索中…と変化した後、
電波が現れたら電波掴み成功!
数秒〜数十秒で掴む。
パケット通信をするには、
設定>一般>ネットワーク>モバイルデータ通信
でデータローミングをONにする必要があり、
またキャリアに合ったAPNネットワーク設定も必要だ。
au版はデフォルトで設定>一般>ネットワーク>モバイルデータ通信>モバイルデータ通信ネットワーク
でAPNを設定。
ソフトバンク版は設定項目が出ないので、
以下の方法でAPNを追加する。
※Wi-Fiがある場合:
iPhoneからSafariで
http://gevey.com/apn/
にアクセス、
APNの各項目を入力して、Submit。
プロファイルのインストール画面が出るのでインストールをタップ。
あとはWi-Fiをオフにしてパケット通信ができるか確認しよう。
※Wi-Fiがない場合:
インターネットに接続されたMac OS XまたはWindowsのPCが必要だが、
『iPhone 構成ユーティリティ 3.5』を使えばAPNが設定できるようになる。
操作方法詳細は以下のサイトまで。
・iPhone 構成ユーティリティ 3.5 – Mac OS X用
・iPhone 構成ユーティリティ 3.5 – Windows用
APN設定は手前味噌ながら当ブログの過去ブログ記事にもあるが、
情報が古い場合もあるので注意。
キャリアに問い合わせてもらうのが一番と思う。
以下の情報は2013/4/30迄だが、
heicardは上述の日本総代理店のキングモバイルさんから直接購入していただいた場合に限り、
私のブログ「小龍茶館」という合い言葉を入れてもらえれば、
特別価格で購入できる。
キングモバイルさんのheicard紹介と購入の公式サイトはこちら。
記事は以上。